校長室便り

平成25年度 校長室便り

行事で示したい「学校力」

 本校は、子ども自身の願いや思いを大切に、自立と社会・文化への参加をめざし、主体的に生活に向かう力、生活を豊かにするために必要な知識・技能とそれらを統合し、よりよく問題解決する力、人と共に様々な活動に参加をする力を身につけることを目標に取り組んでいます。そのために、本校が持っているすべての資源・機会を活かし、幼稚部から高等部までのつなぎと積み重ねによる成果をもって全校的に本校の使命・目的を果たすという「学校力」の向上をめざしています。

 本年度は一学期から厳しい気象環境に追われていますが、いよいよ二学期を迎えました。これからは、附属小交流会、陸上競技大会、球技大会、そして全校での「大塚祭」といった行事が開催されます。これらの行事での幼児・児童・生徒の姿を見て、これまで積み重ねてきた学校力の成果をご評価ください。我々はそれを基に、さらに子どもたちの発達及び可能性のより豊かな発現を目指します。

(校長 藤原 義博)

めざすは“学校力”

 本校では、これまで取り組んできた成果を基に、本年度より新たに以下の学校運営方針に基づいて教育・研究を進めます。

 本校は、「大学及び附属諸学校相互の連携・協力体制に基づく、先導的な知的障害教育に関する教育研究拠点モデルの構築」をめざします。この目的を果たすための学校運営方針として、附属学校教育局の掲げる三つの教育拠点構想を学校運営の柱とし、「連携」「向上」「発信」をスローガンに学校力を高め、知的障害教育の拠点としての自覚と使命をもって教育・研究を進めます。 

 学校運営方針における新たな強調点は、「学校力」です。即ち、本校が持っているすべての資源・機会を活かし、幼稚部から高等部までのつなぎと積み重ねによる成果をもって全校的に本校の使命・目的を果たすという、「連携」「向上」「発信」スローガンの強調です。この方針を基に、以下の重点目標に取り組みます。

 先導的教育拠点とする「学習内容表」と大塚モデル「指導計画集(平成24年度版)」を活用した授業づくりによる教育成果の実践的検証、教育実践に資する教材・教具の開発を通した、特別支援学校の授業及びセンター的機能の充実、超早期研究プロジェクトの研究成果を基にした、文京区との連携・協力体制による、超早期段階の知的・重複・発達障害児の教育支援体制の継続。教師教育拠点では、インクルーシブ社会を推進する知的障害教育の授業力と専門性の強化をめざす、本校教員の実践力の向上、インクルーシブ社会に貢献する教師教育をめざす、学生及び現職教員の育成、研修。国際教育拠点では、幼児児童生徒に対する国際理解教育の推進、韓国大邱保明学校と協働する、キャリア教育の研究推進、特別支援教育研究センター等大学の機関と連携した、開発国への情報提供や研修・実習協力です。そして、以上の重点目標を達成するための学校運営をめざします。

 現在、我が国では、インクルーシブ教育体制の構築をめざした取り組みが始まっています。そこでの大きな課題は、特別支援教育の在り方と特別支援学校の専門性による役割です。本校の重点目標は、この課題に寄与する先導的知的障害教育の進展に取り組むことです。多くの皆様方のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

            筑波大学附属大塚特別支援学校  

            学校長 藤原 義博(人間系教授)

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