小学部
令和2年度 小学部運営計画(HP簡易版)
1.基本方針
(1)児童の様子
多様な障害のある児童が在籍し、個々の発達段階や障害特性に応じたきめ細かな教育的対応や「個のニーズ」に応じた支援を必要としています。全般的に言語・コミュニケーション領域や社会性領域の課題のある児童が多く、集団行動への主体的な参加をうながすことや他者との積極的なかかわりの中で自己調整する力を育てることが求められています。
生活領域においては、学校生活全般にわたって援助を要する児童が多く、基礎的な生活の力を育てていく必要があります。摂食やアレルギーへの配慮、移動等で安全に留意する必要のある児童、健康管理においても十分な配慮が必要とされています。
(2)指導の方針
学校運営方針及び学校目標を踏まえて、以下の方針に基づいて学部運営を行っています。
①3つの視点による教育実践の充実
児童の心身の「発達年齢」、「生活(暦)年齢」、「障害特性」に考慮し、「個のニーズ」に応じた教育的支援の充実をはかり、自立と社会参加に向けた教育実践を目指しています。
②児童の「願い」に基づく主体的な学習とその支援
児童が発する「思い」や「願い」を受け止めながら、児童一人ひとりが主体的に学習に向かう授業づくりに努めています。児童が自らの意思を示し、選択・決定する機会を大切にし、「願い」を伝える力を育てるために、一人ひとりに応じた方法で支援します。
③家庭や地域の生活を支えるための教育
日常生活に必要とされる情報を集約し、児童と家族とともに「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」を立案します。また、その計画に基づき個々の学習の充実をはかり、家庭生活および地域活動を支援するために多面的な運用をします。
④「学習内容表」等の学術研究成果の活用
日々の教育実践は、常に「学習内容表」や「指導計画集」など、これまでの研究の成果と関連させ、学習指導要領に対応しつつ、低中高学年の小学部各段階における育みたい力(「集団や個のニーズ」)を系統的に指導計画へ反映していきます。
⑤保護者との連携
「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」を効果的に運用し、児童の実態把握に基づく個別の目標について十分に説明し、保護者と共に児童の将来の姿を見据えながら合意形成をし、家庭との連携を深め信頼関係を築きます。学級保護者会の他に、学部懇談会を開催し、学部運営の経過や成果を報告し、保護者同士の共通理解や連携の機会を設けます。また、個人面談、保護者からの学部運営のアンケート結果を家庭へフィードバックして家庭支援や学部の教育活動に役立てるようにします。
⑥地域生活を支える機関との連携
児童や家族のニーズを尊重した上で、行政の窓口担当者、計画相談を担当する機関と担当者、移動支援や放課後等デイサービス事業所など、児童の生活に関わる関係機関・支援者との連携、調整を行うようにします。
2.本年度の重点課題
(1)「個別教育計画」から「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」への移行と効率的な運用
本校の先進的な教育の柱の一つであった個別教育計画を分かりやすく整理し、他所他機関との連携や発信をより効果的にしていきます。
(2)「新型コロナウイルス感染症」対応による休業や学習内容の変更を踏まえた教育活動の遂行
日常学校生活の回復と維持、新たな日常の創設を優先して学部の教育活動を進めていきます。
3.学部目標
(1)他者との関わりと様々な活動への参加
他者との関わりや、様々な集団活動を経験しながら、社会のルールを知り、自ら活動に参加する力を育みます(社会性領域)。
身体活動を楽しみ、運動経験を豊かにすることを通して、身体諸機能の向上をはかり身体調整力および安全に関する判断力を育みます。また、様々な表現や豊かな鑑賞経験を通して個性や情緒、想像する力や自分を表現する力を育みます(身体・運動・情操領域)。
もっている能力や代替手段を活用することを通して、感情や意思、願いを豊かに表現し、他者とコミュニケーションする力を育みます(言語・コミュニケーション領域)。
(2)主体的な生活
日常生活に必要な基本的生活習慣を身につけ、活動の流れを見通して主体的に活動に取り組む力を育みます(生活領域)。
(3)豊かな生活と問題解決
様々な環境の把握により、身近な自然現象や社会現象に気づき、興味・関心を育みます(認知・学習領域)。
4.指導形態と内容(項目名のみ)
(1)日常生活の指導
着替え、食事、排泄、清潔、休み時間の過ごし方、支度・片付け、清掃、登下校、あいさつ、ルール・マナー
(2) 自立活動
課題別グループ学習、べんきょう
(3)生活(生活単元学習)
(4)特別の教科 道徳
(5)教科的な学習
音楽、造形、体育、ことば・かず(国語・算数・外国語)
(6)特別活動
①学級活動 あつまり(朝の会・帰りの会)
②学部活動
③学校行事、学部・学級行事
④交流及び共同学習
5.学級編制と指導体制
1学年4名・複式3学級
低学年(はなぐみ) 中学年(つき組) 高学年(そら組)
各学級3名担任・学部主事1名
6.週時程
<週時程表> 中学年・つき組 高学年・そら組
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