中学部

中学部について

 

中学部の教育は、

 

①  自信を持って主体的に学習や活動に向かう力を身につけることを目指します。

 

②  現在そして将来の生活(「くらし」「働く」「余暇」)に役立つ力を身につけることを目指します。

 

③  お互いを認め合い、協同・協力し合いながら共に学校生活を送る力を身につけることを目指します。

 

4月29日 中学部トピックス

新入生歓迎会

 

 さわやかな春の風が吹き抜ける絶好の遠足日和となった4月28日。生徒たちが楽しみにしていた最初の校外行事「新入生歓迎会」が小石川植物園で行われました。

 

 朝、学校を学年毎に出発して、途中でお弁当を買って(買い物学習)、徒歩30~40分で植物園に到着。ツツジやフジが咲き乱れる花の道を抜けて広場に着くと、3年生の進行で歓迎会が始まりました。

 プログラムは、始めのことばに続いて、自己紹介カードを使っての自己紹介!自分の名前や誕生日、星座、好きなもの、それに上級生からは、「一年間、いっしょに楽しく行きましょう!」や「Welcome to Otsuka!! みんなで、たのしく、なかよく、がんばろう!」など、温かいメッセージが添えられました。

 続いて、中学部の行事紹介クイズ。運動会の演技種目や修学旅行の行き先、陸上大会、学部登山、スキー合宿などについて出題され、中学部生活への期待がぐ~んと高まったところで、上級生から1年生へこの日のために準備したプレゼントが渡されました!3年生からは、1年生一人一人の似顔絵やメッセージが書き込まれたオリジナルマグカップが、2年生からは学校の名前がプリントされた素敵な巾着が手渡され、1年生は大感激!!!

  その後、お弁当を囲んだり、広場で追いかけっこをしたりして団結を深め、今年はこの18人で頑張っていくことをお互いに確認できた一日となりました。

4月21日 中学部トピックス

平成29年度がスタートしました!

 

 4月11日の入学式で元気いっぱいの6人の新入生を迎え、3学年18名が揃い、平成29年度中学部がスタートしました。

 翌12日には、1年生は恒例の学校探検。小学部から進学してきた3人が学校を案内し、事務室や保健室では中学部入学の挨拶をしました。

 一方、学年が一つ上がり、教室も一つ上の学年に移動した2・3年生も後輩が入ってきてとても張り切っています。28日に小石川植物園で予定されている歓迎会が待ちきれず、3年生からの提案で急遽「プチ歓迎会」を14日に校内で開催することに!!!準備の時間がない中でしたが、司会者の二人を中心に、「ワッハッハダンス」、中学部の行事紹介(2・3年生)、歌「ビリーブ」を見事に進行して、上級生の意気込みを見せてくれました。

 

 今年もこのページで中学部のニュースを発信していきます。どうぞ、ご覧下さい。

 

 

3月31日 中学部トピックス

卒業制作 「 ねがいの記(木) 」

 

 3月15日に卒業式が行われ、今年の中学部を引っ張ってくれた3年生が、素敵な卒業制作『ねがいの記(木)』を残して巣立っていきました。

 その『ねがいの記(木)』には、大塚祭の劇でも取り上げた宮沢賢治の大好きな詩をもじって次のような言葉が刻まれました。

 

 雨にもまけず、風にもまけず

 西に疲れた母あれば、お手伝いをしよう

 南に困った友だちがいれば、いっしょに考えよう

 嬉しいときは、たくさん笑い

 悲しいときは、はげましあおう

 雨の日も風の日も

 なにがあっても、たおれない

 いつも笑顔でたっていられるような

 そんな高校生に

 わたしは、なりたい

 

 この卒業制作は、自分たちの思い出に残るような題材であること、みんなが使える場所に設置して大塚の子どもたちみんなに使ってもらうことを念頭に「椅子」の制作を思いつき、2年生の夏に参加した『黒姫共同生活』の思い出の地「黒姫」から取り寄せた白木にこの言葉を刻み、みんなのキャラクターを描きました。

 

 座っただけで勇気が沸いてくるような素敵な椅子!後輩達もその思いを受け継いで頑張ります!

3月3日 中学部トピックス

心温まる「お別れ会」でした!

 

 3年生の卒業式まであと2週間余り。3月2日(木)に、2年生と1年生が企画した「お別れ会」がありました。この「お別れ会」は、1・2年生にとっては、この1年一緒に学校生活を送ってきた先輩たちに感謝の気持ちを伝える場として、また、3年生にとっては、中学部の思い出や後輩たちに残す言葉を伝える場として大切にしています。

 

 今年のお別れ会も、大役を引き受けて緊張気味の1・2年生コンビの司会進行で、卒業生の紹介と表彰、歌、ダンス、保護者と生徒の風船バレー対抗戦、後輩からのプレゼントの贈呈、卒業生のことば、「ファイトの歌」(応援歌)のプログラムで進められましたが、会が進むにつれてお互いの気持ちがあふれてきて、最後の「ファイトの歌」が終わると、感極まって泣き出す生徒も現れ、感動的な幕切れとなりました。

 

 その中で印象に残った一つが、普段はどちらかというと控えめなSさんが、「卒業生のことば」で、思い出と残す言葉を綴った作文をしっかりした声で読み上げたことでした。以下、原文通り紹介します。

 

「中学部で楽しかったのは、運動会と、音楽と、大塚祭と、高尾山登山です。とても楽しかったです。みんなとたくさんお話しをしたのがうれしかったです。気持ちよかったです。

運動はマラソンをがんばりました。たくさん走って疲れたけど、あきらめないで走りました。作業もがんばりました。スリッパ清掃をがんばりました。

世界旅行で(「みんなでいっしょに世界旅行」の生活単元のこと)いろんな体験をしました。とてもたのしかったね。音楽で歌を歌ったね。歌を歌うと体がポカポカしてくるね。ダンスもやったね。

 

2年生のみんなへ

大塚祭でセロひきのゴーシュをやったね。本番は大成功でしたね。とてもうれしかったですね。2年生のみなさん、笑顔を忘れないでがんばってください。応援しています。

 

1年生のみんなへ

音楽やダンスを一緒にやったね。サンバも踊ったね。とても楽しかったよ。1年生は、来年2年生になるけど、新しい1年生に勉強や運動を教えてあげてね。

 

私たちは卒業するけど、また私たちのことを思い出してね。

高等部でも、がんばります。 S 」

 

Sさんの思いが参加したすべての人に伝わりました。

 

2月28日 中学部トピックス

生徒会企画の校外学習

「自分たちの行きたいところに 行きたい仲間と…」

 

 ‘生徒の「願い」を実現し、拡げ育てる授業づくり’を学部の研究テーマとして取り組んできた今年度を締めくくる生徒会企画の校外学習が2月24日に行われました。

 生徒会から「みんな校外学習へ行こう!企画書コンテスト」のプランが11月下旬に出され、12月に集まった企画書は14。予算オーバーの三つの企画が省かれ、改めて自分が参加したい企画に投票し、選ばれたのが三つの企画でした。

①大江戸温泉グループ(新宿から山手線、ゆりかもめを乗り継いで、日本科学未来館、大江戸温泉を楽しんでくるプラン)

②新江ノ島水族館グループ(新宿からロマンスカーで新江ノ島水族館へ、帰りは江ノ電で鎌倉を経由してくるプラン)

③池袋サンシャイングループ(池袋サンシャイン展望台、ナムコナンジャタウンを楽しんでくるプラン)

 

 当日はお天気に恵まれ、気の合う仲間と一緒にそれぞれのコースを満喫してきました(写真)。この企画は3年生の先輩たちとの最後の校外学習でもあり、27日の学部集会(報告会)では、生徒会長から「最後に素敵な思い出ができました。ありがとう!」の言葉が聞かれました。

2月4日 中学部トピックス

「チェロコンサート」で心も体もポカポカになりました!

 

 毎年3学期のこの時期に開催している音楽鑑賞会。今年は大塚祭で演じた「セロ弾きのゴーシュ」にちなんで、チェロコンサートを企画しました。(23日文京区立シビックセンター音楽室)

 チェロを演奏して下さったのは、長野県で作曲とコンサート活動をしている蒼井大地さん。私たちのゴーシュの舞台の中で蒼井さんのCDから数曲を使わせていただいたことから、蒼井さんの演奏をぜひ生で聴いてみたいということで連絡をさせていただき実現しました。

 

 プログラムは、バッハの無伴奏チェロ組曲第一番より「プレリュード」、ゴーシュの舞台でも使わせていただいた「ロンドンデリーのうた」、それに蒼井さんオリジナルの曲「楓」など。そして今回、特別にお願いして、「世界の車窓から」のテーマ曲(溝口肇作曲)を事前にリクエストさせていただきました。この曲は合同生活「みんなで一緒に世界旅行」の鉄道グループのテーマソングとして、生徒たちになじみがある曲でした。

 コンサートが進むにつれて、蒼井さんのトークと優しいチェロの音に引き込まれていく生徒たち…。感想コーナーでは、「チェロの音がとてもきれいでした…。」「ポカポカした気持ちになりました!」という声が聞かれました。コンサート最後のアンコールは、鉄道グループのメンバーからのたっての希望で「世界の車窓から」を再度リクエスト…、それに蒼井さんが用意して下さっていた「クレンゲルの賛歌」を弾いていただきました。第2部のチェロ体験では、実際にチェロを弾かせていただき、思い思いに弓を動かしたり弦をはじいたりして音や音色を楽しみました。

2月3日 中学部トピックス

講道館でタグ柔道の練習をしました!

 

 昨年度、本校中学部で考案し、このコーナーでも紹介してきた「タグ柔道」ですが、今年度は「体育」の年間指導計画(11月~1月)に位置づき、うち三回の授業を講道館で行いました。その最終回が125日にありました。

 

 そろいの柔道着にもすっかり慣れてきて、畳の上を元気いっぱいに動き回る生徒たち!講道館での練習では一段と気持ちが引き締まり、背筋がピンと伸びて、「よろしくおねがいします」や「ありがとうございました」の挨拶や返事にも気持ちが籠ります。相手のタグを2本取ったほうが勝ちという簡単なルールですが、練習回を重ねる中で、勝ち負けではなく、相手への敬意の気持ちが大切ということも学んできました。この日は、お忙しい中を練習を見てくださった館長の上村先生や指導部の鮫島先生から励ましのお話をいただき、次回(3月の附属高校との交流会)の練習を心待ちにしている生徒たちです。

1月27日 中学部トピックス

スキー合宿の振り返りをしました。

 

 今年もお天気にも恵まれ、最高のコンディションの中で実施できたスキー合宿。週が明けた24日にそれぞれの活動班(スキーの個々の実態に応じてA~Fまでの6つのグループに分かれている)で撮影した一人一人の映像を見ながら振り返りの授業がありました。

 

 感想コーナーでは、ほとんどの生徒の第一声が「スキー合宿、楽しかったです!」でした。続いて多かったのがリフトに関する内容で、「○回、リフトに乗りました!」という感想でした。リフトはスキーと同じぐらい印象に残ったようです。続いて「八の字」や「ターン」などの技術に関するキーワードで、何度も何度も自身で唱えながら奮闘した様子が伝わってきました。来年の目標は?と尋ねると、全員が今年の活動班よりも上位のグループ、上の級を目指したい!と力強く表明しました。他にも、◯◯先生と一緒に滑ったことや、サイドネットにぶつかってしまったこと、家族にお土産を渡して喜んでもらえたことなど、ジェスチャーを交え仲間に熱く語る生徒や、それを笑顔で受け止め応える生徒たちの様子から、仲間と一緒に体験し、共有できる合宿イベントの意義の大きさを改めて感じた時間でした。

1月19日 中学部トピックス

速報〜中学部高等部合同のスキー合宿が始まりました!

 

 群馬県片品村にある尾瀬岩鞍スキーリゾートの天気は快晴。真っ青な空に真っ白な雪、白銀の世界に生徒達も大喜びです!ゲレンデの雪質はパウダースノー、最高のコンディションのなか各班の活動を行いました。

 2日間の天気は快晴!午前午後とたっぷりそり遊びやスキーの練習を行いました。2日目の午後はA班の生徒もスキーを履き、平地を歩いたり、介助を受けながら緩斜面を滑ったりしました。それぞれの班が目標に向かって一生懸命取り組む姿が見られ、全員その成果が発揮できたようです。

 「先生、私は一人でリフトに乗って滑れるようになった」、「今日は国体コースに行きました!コブが怖かったです!」みんなこの2日間でたくさんのチャレンジをしましたね!その経験をこれからの生活にいかしてほしいと思います。

 

 夕食後、恒例の雪上レクリエーションを行いました。気温マイナス8度のなか、元気な生徒達が生活班対抗の宝探しゲーム、そしてそりリレーを行いました。風もなく穏やかな夜のゲレンデを賑やかに走り回る生徒達の姿が印象的でした!

 明日の最終日は、認定式で検定の結果を発表します。楽しみですね!

 

1月13日 中学部トピックス

新春校外学習 「ふるさとまつり東京」 で 全国各地のお祭り、食文化を楽しみました!

 

 始業式の翌日の1月11日、東京ドームで開催されている「ふるさと祭り東京」に出かけました。「ふるさと祭り」への参加は、全国の様々な地域の文化に親しむことや、家庭や地域での余暇活動への参加体験、公共施設の利用やマナーの学習、買い物学習等のねらいのもと、校外学習に位置づけて3年目になりますが、実際に目の前で繰り広げられるお祭りの迫力や、食の楽しみ、それに加えて、冬休みの宿題で「ふるさと祭り」のホームページを事前に見てレポートしたこともあり、生徒たちが楽しみにしている年間行事の一つとしてすっかり定着してきました。

 特に今年度は、年間の単元として展開している合同生活『みんなでいっしょに世界旅行』で五大陸を旅してきた最後に日本の文化に触れるという設定も加わり、その流れの中で学んできたことが生かされ、興味関心を広げながら参加できたように感じました。以下、それぞれの学年の参加の様子です。

 

 1年生は、初参加の「ふるさと祭り」に期待をいっぱいに会場に足を運びました。会場の色とりどりの看板やのぼり、そして大勢の人を見て、「ふるさと祭り」の醍醐味を肌で実感することができました。“これが食べたい!”と予めパンフレットで決めていた食べ物を見つけると、とても嬉しそうに注文をし、全国の祭りを見ながら美味しい食事をいただきました。「神楽が面白かった!」と間近で見る祭りの魅力・迫力にも魅了されました。

 

 2年生は朝からみんなハイテンション!出発前の教室では「私はどんぶり!」「僕はこのラーメン!」とパンフレットをめくりながら大盛り上がりでした。会場に着いたら真っ先に自分の食べたいものを確認!そして食事の時間まで、来年の修学旅行でいく予定の沖縄の舞踊を楽しんだり、様々な地方のブースを回って特産品を試食したりと、お祭りを満喫しました。そしてお待ちかねのお昼ごはん!大混雑の会場を練り歩き、ようやく手にしたどんぶりやラーメン!それぞれが思い描いていた通りの味だったようで、みんな大満足でした。最後には勇壮なねぶたを見て、お腹も心も大満足の1日でした!

 

 3回目の「ふるさと祭り」となる3年生は、前日にパンフレットを持ち帰り、「食べたい物」や「みたいお祭り」を生徒全員が考えてきました。晴天のもとで東京ドームにいざ出発。東京ドームには日本各地から集ったお店がたくさんあり、「あっ、北海道だ!」「沖縄の店があったよ!」と興味津々の生徒たちです。ふるさとステージで行われている『沖縄舞踊』をみんなで見学し沖縄の風を感じた後、思い思いの食べ物を買いに出かけました。たくさんの料理に囲まれる中で生徒が選んだ物は、やはり前日に考えてきた食べ物でした。「食べたい物」を食した生徒はとても幸せそうな表情です。食後は、大迫力の青森の『ねぶた祭』をみながら「らっせらっせらっせらー」と声を出して盛り上げましたよ。他にも、北海道マラソンのゲームに参加したり、地域のゆるキャラと写真を撮ったりと、ふるさと祭りを満喫した生徒たち。日本のことを学んで、また一つ、日本の魅力を感じた生徒たちでした。

12月4日 中学部トピックス

「ぼくのゆめ わたしのゆめ みんなのゆめ」~中2研究発表~

 

“今年の中学部は、宮沢賢治作「セロ弾きのゴーシュ」の音楽劇をしました。

ゴーシュはセロがへたでしたが、毎日ごうごうとセロを弾き続けます。

なぜなら、ゴーシュは一人前の音楽家になりたかったからです。

私たちは、毎日勉強をがんばっています。なぜなら、やってみたいことやなりたいものが、たくさんあるからです。それは何でしょう…?

そんな、みなさんの「夢」を、聞いてみたいと思いました。”

 

 こんな動機で、「セロ弾きのゴーシュ」から始まった、今年の中2研究のテーマは「夢」。中2の生徒たちは、個別面談で一度自分の「夢」について考えていました。でも、なかなかイメージを持ちにくかったり、現実味がなかったり…首をかしげる時間が長くありました。

 今回の研究では、幼稚部に小学部、中学部に高等部、先生に保護者と、「みんなの夢を聞いてみたい!」という生徒たちの興味関心から、アンケート調査をすることになりました。まずは、「どんなことを聞こうか」「夢だと分かりにくいから、やりたいこととか…食べたいものとか!」「仕事も聞きたいよね」など、聞きたい「夢」を細かくわけて、アンケートを作りました。みなさんに依頼するので、丁寧な依頼文も必要です。全員がパソコンに向かいながら、手分けをして作りました。

 

 この学習は、他の人の夢を知り、自分自身の夢を拡げることが主な目的でした。けれども、そこまでには、文章を考え必要な書類を作る、パソコンを使う、相手に丁寧に伝える方法を考え練習する、文字を読み照らし合わせる、同じ仲間で分類をする、メモを取る、などの国語的な活動や、紙を合わせステープラーを使って丁合する、ハサミで切る、テープを使って人が見やすいように貼る、など手指や道具を使った作業的な活動、数を数え大小を分けるなどの数学的な活動が組み込まれています。これまでの学習で培った力を使い、さらに学習を重ねながらの総合的な一連の流れの学習となりました。

 

 集まったアンケートはちょうど90枚。たくさんの「夢」を、ボードに分類することができました。チームに分かれて、どんな夢があるのかを見ながら、グループ分けをしました。似たような回答を集めて、そこにグループ名をつけていく、KJ法という方法です。「小学部ではおもちゃがほしい人が多いね」「大人は時間がほしいんだって」「テレビを見たい人が多いね」「景色が見たい人もいるよ!」など、気が付くことを友達同士で話し、ワークシートに書いていきました。

 つぎに、一つ一つの回答をじっくり見て、「これいいね!」という夢を集めました。生徒たちは興味津々で、「海外旅行、いいなぁ」「この仕事、私もやってみたい!」など話をしながら、ノートにメモをしながら、自分の夢を増やしていきました。最初に作った「自分の夢」の表にそれを加えると、ほとんど倍のボリュームになりました。「自分の夢につながった」「水族館に友達と行きたい」「シンガポールのバスにのってみたい」「面白い仕事がたくさんあった」「やりたい仕事がかわった」「人生の楽しみが増えた」など、生徒たちはそれぞれに感想を話していました。最初に首をかしげていた「夢」のイメージが、だんだん鮮明になってきたようです。

 

 大塚祭での発表は、用意していた40席があっという間にうまり、立ち見の人も大勢いる中で、生徒たちだけで堂々と発表することができました。途中で困ったことがあっても、友達が助けてくれるので安心です。頑張った研究の内容ももちろんですが、お互いにお互いを気遣いあいながら発表に向かう姿に、お客さんもたくさん拍手を送ってくれました。

 

“ アンケートの分類や分析はとても大変でしたが、私たちはみんな、「新しい夢」を見つけました。ゴーシュのように、うまく行かなくていらいらすることもあるかもしれないけれど、そんなゴーシュに、大切なことを教えてくれた、三毛ねこやカッコウ、たぬきやねずみたちのように、私たちもいろいろな人たちに助けてもらいながら、たくさん勉強して、夢をかなえていきたいです。”

 

 11月28日には合同朝会で全校の児童生徒に報告を行いました。ステージに上がり、自信を持って自分の役割をこなしながら、友達にさっとマイクを繋ぐ6人の仲間たちの姿がとてもすてきでした。役割分担をしながら一つの目的に向かって協同学習を進めることで、仲間の絆もより深まったようです。そんな仲間と一緒に「夢」を考え、叶えていくことができるといいですね。

 

 「今」やりたいことから、近い未来、そして遠い将来に続く「夢」を伝え、それを現実の「はたらく」「余暇をたのしむ」に繋げていけるよう、そのために中学部では、生徒たちが「夢」や「願い」を伝える力をつけ、その活動のレパートリーを増やしていくことを目指した取り組みを続けています。

11月23日 中学部トピックス

“仲間との支え合い”をテーマに取り組んだ音楽劇 『セロ弾きのゴーシュ』

 

 11月19日(土)に行われた大塚祭では、3年ぶりに宮沢賢治原作の音楽劇 『セロ弾きのゴーシュ』(字幕付き)を発表しました。

 主人公のセロ弾きのゴーシュ(チェリスト)が、毎夜訪ねてくる動物たちとのやりとりの中で、セロの腕も、人間的にも成長していく物語です。中学部では前期の附属高校との交流会で練習してきた『ビリーブ』(杉本竜一作詞/作曲)の歌と合奏と組み合わせて、17名全員が時にはゴーシュや楽長、動物たち(動物チーム)に分かれて演じ、また、時には一人のゴーシュとして楽団員となり、実際に合奏を体験しながら、ゴーシュの気持ちに思いを巡らせていくという構成で取り組みました。

 22日(火)の振り返りの時間には、本番の舞台をビデオ鑑賞した後に、自分の演技や合奏の発表について、友達の演技や合奏の発表について、17名全体の発表について、がんばったところや印象に残ったシーンなどを発表し合いました。

 そして最後に、この劇のテーマのまとめとして、「セロが下手だったゴーシュはどうして上手くなったのか」と、最後のセリフ「ああかっこう、あのときはすまなかったなあ。おれはおこったんじゃなかったんだ。」と言った時のゴーシュの気持ちについても聞いてみました。

 最初の質問には、「ゴーシュさんが動物たちに教えてもらったから…」という答えが何人かから聞かれました。二つ目の質問には、「あやまりたい気持ち」や、「ゴーシュはありがとうといいたかった」という答えが返ってきました。実際に劇を演じながら考える演劇ならではの学習として展開することができました。

 

 

 もう一つ、今年度の新たな取り組みとして、すべてのセリフを「字幕」にして背景幕に映し出しました(写真)。これは客席からは、生徒のセリフがよくわかり、よかったと大好評でした!(舞台で演じる生徒にも、セリフを忘れた時に思い出す手助けになり、そのことで、安心してのびのび演じることにつながっていたように感じました。)

 

午前中のステージ発表に続いて、午後は各学級の展示や発表がありました。

1年生は、作業製品の販売を担当した他、造形で取り組んだ描画作品の展示、国際理解の関連で制作した「カリンバ」の展示とポスター発表を行いました。

2年生は、ゴーシュの劇から発想して、「ぼくのゆめ、わたしのゆめ、みんなのゆめ」というテーマで全校にアンケート調査を行った結果を研究発表しました。(この発表の詳細については、改めて報告します。)

3年生は「めんそ~れ沖縄」と題して、修学旅行の思い出の写真や現地の工房で手作りしたシーサーの展示、「注文の多い沖縄料理店」のクラス劇を発表しました。

11月11日 中学部トピックス

学部合同で外国語(英語)の学習に取り組んでいます!

 

 中学部では今年度の新たな取り組みとしてALTの先生をお招きして英語の授業を行っています。選択学習 (生徒一人一人が自分でやりたい教科を選んで行っている授業)の一つに英語グループがありますが、それとは別に、この授業は中学部17名全員が参加する授業です。初めは「何て言えばいいのだろう」「分からない…」と不安や緊張する様子が見られましたが、先生の明るく軽快なフレーズを聞いて、一人一人が身体全体で英語を表現しようとチャレンジしています。「What’s your name ?」と聞かれると相手の目を見て「My name is ~.」と応えたり、ちょっと自信が無くても「伝えよう・伝えてみよう」と思いをもって自分なりに考えて表現をしたりしています。そんな素敵な友達の姿に「~くん、すごい!」「いいね!」と全員で友達の良さに気付き、言葉を掛け合う素晴らしい時間になっています。そして、先生が「I can do it !(私はできる!)」「I did it !(できた!)」と言うたびに、みんなでそれを真似ながら、新しいことを知る喜びや英語の面白さを実感しています。

10月20日 中学部トピックス

【速報】 「タグ柔道」 を世界に発信!

 

 スポーツ・文化・ワールド・フォーラムの公式サイドイベントとして、つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)と共同で『TIASスポーツカンファレンス-スポーツと教育の力-学校訪問セクション』を10月19日に本校にて開催しました。IOC委員およびIOC職員を招き、本校のスポーツ活動やオリンピック・パラリンピック教育について紹介いたしました。中学部では、本校が考案した『タグ柔道』を披露し、本校生徒とTIAS学生が対戦しました。言葉は通じませんが、スポーツを通じて交流を深めることができました。学校訪問セクションの様子がNHKサイトにて掲載されましたので、ご紹介いたします。

 

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161019/3494751.html

イベントの様子は後日改めてご紹介いたします。

10月17日 中学部トピックス

17人がヒーローになった日

 

 秋の気配の駒沢オリンピック公園総合運動場…。10月13日に東京都特別支援学校・特別支援学級設置校の陸上競技大会が開かれ、9月から毎日の「朝の運動」の時間に取り組んできた陸上練習の成果を発表しました。

 本校中学部が参加したのは、50メートル走、100メートル走、200メートル走と、男女の400メートルリレー。本校はグランドが小さく、100メートルの直線コースがとれないため、今年はお向かいの文京区立第三中学校の広いグランドもお借りして、それぞれがエントリーした種目のタイムを縮める実践練習を繰り返してきました。結果は15人が入賞、女子リレーは第1位、男子リレーは第2位と昨年を上回る成績でした。

 翌14日の振り返りの授業では、映像で見る仲間の力強い走りに拍手や歓声、ため息が起こり、その後のインタビューでは「もっと速く走れるようになりたい!」「来年はぜったい順位をあげたい!」と、すでに来年に向けての目標を口々に述べていました。駒沢の400メートルトラックを見事に走った17人のヒーローたちに改めて拍手です!

 

 

10月7日 中学部トピックス

3年生が沖縄修学旅行に行ってきました!

 

 台風17号が通り抜けた9月28日、3年生が2泊3日の沖縄修学旅行に出発! お天気にも恵まれ、東京とは全く違う沖縄の美しい空や海、南国特有の気候や自然、伝統文化を思う存分に体験し、また、昨年に続き、「肝高の阿麻和利」の舞台を演じる中高生のみなさんと交流を深めてきました。

 

第一日( 那覇空港 → 琉球村 → ビオス丘 → ホテルへ )

 

  初めて飛行機に乗る人もいて、やや緊張した表情で羽田空港に集合。チェックインを済ませ、搭乗カウンターまで来てようやく実感がわいてきたのか、みんなの顔が笑顔になりました。2時間半の飛行があっという間に過ぎ、那覇空港に到着すると、もうここは沖縄!「めんそーれ」の看板が迎えてくれました。

 

  空港内の食堂で沖縄ランチを済ませてジャンボタクシーに乗り込み、いよいよ第一日目の見学のスタートです。

  タクシーの窓から青い海が見えると、K君が「海が青~い!」、それに応えるように「わたし、こんなの初めて!」とMさん。Rさんも満面の笑顔で晴れ渡る空を指さして「そら、ホラ!…」。A君は大通りの両側に見える「琉球銀行」の看板に「東京の銀行はないのかなぁ?」と不思議そう…。S君はファミレス前に立つ大きなシーサーを見つけて、「あっ!シーサーだ!」と驚きの声をあげ、沖縄インパクトの大きさを感じました。

 

  最初の見学地は「琉球村」。ここでは、沖縄の古い家屋や民族衣装、伝統文化を見学し、「島唄ライブ」を楽しみました。途中、「何かリクエスト曲は?」と客席に投げかけられ、K君ほか数名がさっと手を挙げ、「島人ぬ宝!」と伝えると、他のお客さんからも待ってましたとばかりに拍手が起こりました。

 次の見学地「ビオスの丘」に向かう途中で急に雲行きが怪しくなり、雨が降り出しました。スコールです。しかし、いい具合に到着直前には雨が上がり、予定通り遊覧船に乗って亜熱帯の植物を見たり、園内を散策することができました。

 

第二日 (ホテル → 美ら海水族館 → 勝連城跡 →「あまわり浪漫の会」の中高生のみなさんとの交流会 → ホテル)

 

 ホテルで早い朝食を済ませて、「美ら海水族館」へ。この日はさらに空が青く晴れ渡り、海の色が一段と鮮やかです。水族館に着くと、まずは先日の校外学習の映画で見た“ドリー”とご対面!そして楽しみにしていたジンベイザメが待つ大水槽へ…。いました!いました!2頭のジンベイザメが悠々と頭の上を泳いでいます。イルカショーでは、4頭のイルカの大ジャンプに拍手喝采でした!

 

 お昼は、「そば屋よしこ」で名物おそばをいただき、よしこさんと記念撮影!あまりにおいしかったので、よしこさん特製のジューシーもにぎってもらいました。(交流会の前にいただきましたが、本当においしかったです!)

 

 午後は、この修学旅行の大きな目的の一つとして事前学習を重ねてきた勝連城跡の見学と交流会です。勝連城跡では、この地を治めた按司“阿麻和利”の気分になって眼下に広がる海を眺め、ビデオで見た「肝高の阿麻和利」の舞台に思いを馳せ、いざ!キムタカホールへ!

 

 ホールでは、100名を超える皆さんに温かく迎えていただき、交流会が始まりました。まずは一緒に「オーパレーレー」の声だしからです。学校での練習を思い出して、声出しを通じてすぐに仲間になることが出来ました。次に、沖縄の地で5人が踊る大塚エイサー『ダイナミック琉球』の披露、続いて阿麻和利の中高生のみなさんが演じる「肝高の阿麻和利」の名場面を見せていただきました。5人はその迫力に圧倒されながらも、瞬きもせずに真剣に見入っていました。最後は今回の交流会のクライマックス…全員で踊る『ダイナミック琉球』です。いつもはきつい後半部分も、そのエネルギーの渦の中で思いっきり踊りきることが出来ました。今年も阿麻和利の会のみなさんからたくさんの元気をもらいました。ありがとうございました!

  

第三日 ( ホテル → 育陶園でシーサーづくり → 公設市場、国際通り → 那覇空港 )

 

 最終日のメインの活動はシーサーづくりでした。やちむん通りを曲がり、奥まったところにある静かな工房で無心で粘土と向き合い、5人それぞれに個性的なシーサーが出来上がりました。どの作品もどこか作者に似ていて不思議です。

 シーサーづくりが終わると、沖縄での滞在時間も残り少なくなり、公設市場、国際通りの土産物店を急ぎ回り、ゆいレールで那覇空港へ。たくさんの感動を与えてくれたア沖縄に別れを告げました!

9月30日 中学部トピックス

感動の沖縄!ひびけ!海と空と大地!—修学旅行速報!—

 

中学部3年生はただいま沖縄です!

素晴らしい天気に恵まれ、沖縄のパワーをもらった生徒達はみんな元気です!

昨日は、2年目となるうるま市「阿麻和利の会」の方々と交流してきました。

生徒達も大塚エイサーを披露しました!

勝連城に立つ生徒達の姿はとても力強く、未来を見つめています!

9月16日 中学部トピックス

附属高校「桐陰祭」の合同ステージ発表は…

 

 7月、8月の交流会で練習を重ねてきた合同ステージによる音楽発表の本番が9月10日(土)にありました。

 学校でこの日の発表のために用意したユニホームである「Believe」Tシャツ(1年生はライトブルー、2年生はホットピンク、3年生はライム、附属高校生はイエロー)とジーンズに着替えて、附属高校へ…。

 控室と展示・販売を兼ねた工芸室に到着後、間もなく演奏会場の「育鳳館」に移動し、オーケストラ部有志のみなさん(トランペット、トロンボーン、フルート、コントラバス)が加わり、リハーサルが始まりました。初めて練習する広い会場と、初めて合わせる楽器が加わったこともあって、はじめはテンポがしっくり合わず、いったいどうなるのか…と心配されましたが、何度か合わせるうちにだんだん音がかみ合ってきました。30分ほど合わせて、いい感じに変わってきたところで、いよいよ開演時間となりました。

 1曲目「ビリーブ」の合奏、2曲目「ビリーブ」の歌、3曲目は「海の声」の歌と進み、演奏が一通りが終わったところで客席から「アンコール!」の声がかかり、打合せ通り!?「ビリーブ」の合奏を再び演奏しました。アンコールでは緊張がほぐれて、一回目よりもさらによい響きになり、みんなこれまでのベストの演奏に納得してステージを締めくくることができりました。

(当日の発表の様子はこちらから http://www.youtube.com/watch?v=JgE5HFtWsbc&feature=em-share_video_user

 

 ステージ発表から解放されて、昼食後は作業製品の販売と文化祭の見学です。学年毎に交替で販売のレジを担当し、担当以外の時間は「わたあめ」や「鯛焼き」などの食販コーナー、野外ステージ、お化け屋敷やメリーゴーランドなどのアトラクションを回り、文化祭を思う存分に楽しみました。

 自分たちで作った製品の宣伝活動(製品とパネルを持って、校内を回りました!)にも力が入り、おかげさまで用意した作業製品はほぼ完売しました。また、夏休みに行われた「黒姫高原共同生活」に一緒に参加した附属校の仲間たちが沢山工芸室を訪ねて下さり、再会を喜び合いました。交流会をきっかけに出会い、その機会が増えるにつれて関わりが広がり深まっていることを改めて感じた一日にもなりました。

 

9月5日 中学部トピックス

 

「みんなでいっしょに世界旅行!」の一環で、夏休み特別企画の校外学習を行いました!

 

 今年度の合同生活「みんなでいっしょに世界旅行!~調べて、体験して、発表しよう~」の一環で、8月24日(水)に校外学習を実施し、3コースに分かれて趣味が合う仲間と一緒に夏休みならではの企画展を見学・体験しました。(今年度の合同生活の概要については6月17日の中学部トピックスをご参照下さい)

 

  6月に「ヨーロッパ編」からスタートしたこの単元は、7月には第2クール「南北アメリカ編」に入り、このクールでは生徒の希望により、①鉄道グループ、②物語グループ、③ダンス・音楽グループ、④食べもの・飲みものグループの4つのグループに分かれて、南北アメリカについて、「調べ学習」、「体験活動」、「発表活動」を進めています。

 

 今回の校外学習は、「体験活動」に位置づけとして、①鉄道グループは「世界鉄道博2016」見学、③物語グループはアメリカンセンターJAPAN訪問と映画鑑賞、④ダンス・音楽グループは、民音音楽博物館「子どものための世界民族楽器展」見学、そして、②食べ物グループは、上記の3コースにメンバーが分かれて、それぞれのランチをレポートするという形で行いました。

 

〈鉄道グループ+食べもの・飲みものグループ〉

    「てつどうグループ」では、パシフィコ横浜で開催されている「世界鉄道博」に行ってきました。入口にある写真から、ヨーロッパのユーロスターを見つけ、「知ってる!!」と嬉しそうな声があがりました。1学期の学習の振り返りもできました。ヨーロッパ、アメリカ、日本と鉄道模型を見て、自分たちの知っているものや気づいた違いを話したり係員の方の説明を聞いたりと、みんな目が輝いていました。お土産コーナーでは、鉄道グッズが一斉に集まっている様子に、鉄道ファンの生徒たちは大興奮。どれを買おうかと悩んでいました。

 お昼ごはんは、横浜赤レンガ倉庫で開催されているviva la FARM!! RED BRICK Paradiseに行ってきました。中南米をイメージした会場で、シュラスコサンドやタコス、アボカドハンバーガーなどの南北アメリカにまつわる料理を食べてきました。

 

〈物語グループ+食べもの・飲みものグループ〉

 物語グループでは、初めにアメリカ合衆国の公的機関であるアメリカンセンターへ行きました。センターでは鈴木さん、エリオットさんをはじめとした職員の方々が温かく迎えてくださり、アメリカのことについてお話を聞き、施設内を案内していただきました。鈴木さんと大統領についてお話をしたり、タッチパネルを使って各州について視覚的に学んだりと、アメリカについて色々と学ぶことができました。その後は、アメリカ大使館の近くまで行き普段とは少し違った雰囲気を見て感じることができました。

   そして電車を乗り継いで映画館へ。アメリカの映画会社が制作したアニメーション映画「ファインディング・ドリー」を鑑賞してきました。

   昼食のハンバーガーはお店おすすめの「ベーコンチーズバーガー」を注文しました。手のひらくらいの高さのある大きなハンバーガーをみんな思い思いに頬張り、五感を使ってアメリカを体感した一日となりました。

 

〈ダンス・音楽グループ+食べもの・飲みものグループ〉

 ダンス・音楽グループは、朝一番に新宿区立四谷図書館で「南北アメリカの音楽や楽器」についての本やCDを探し、実際に音楽や楽器の音を聴いたり、ワークシートに有名な曲目や楽器の名前を書き写したりしてから、信濃町にある民音音楽博物館に向かいました。

 音楽博物館では、ここでしか聴けないモーツアルトやベートーベン、ショパンが弾いていた時代のピアノの演奏や大型オルゴールの自動演奏の音を楽しんだ後、いよいよこの日一番楽しみにしていた「世界民族楽器展」の会場へ!早速、図書館で名前を覚えたブラジルの楽器を見つけて音を出してみたり、初めて見る様々な形や色の珍しい楽器の前に立ち、思い思いに音を出して試してみたりしながらあっという間の90分でした。

 ランチは、新宿にあるアメリカンハンバーガーの専門店へ。大きなハンバーガーにポテトとサラダバーとドリンクがついて…これがアメリカンスタイル?すごーいボリュームに圧倒されながらもみんな完食しました!

8月30日 中学部トピックス

附属高校ダンス部との交流が実現しました!

 

 夏休みもあと残すところ一週間となった823日(火)、附属高校交流委員会との第2回目の交流会がありました。

 この日のプログラムは、午前中は本校体育館で、文化祭でステージ発表する「ビリーブ」の合奏練習、お昼は附属高校に移動してお弁当会食と学校見学、そして午後は、附属高校ダンス部との初めての交流会でした。

 

 合奏練習は、附属高校の生徒さんにそれぞれの楽器パートのサポートに付いてもらい、拍や楽譜を教えてもらいながら、指揮に合わせて演奏することを目標に練習をしました。文化祭当日は附属高校オーケストラ部有志のみなさんとの合同演奏に臨みます。また、この合奏では初の試みとして、これまで先生が弾いてきたピアノパートを中2S君が担当します。夏休み中の自主練習の成果もあって、合奏全体を聴きながら、合わせて弾けるようになってきました。(これまではピアノパートを先生が弾くことで、合奏全体の流れを調整する役目も果たしていましたが、今回は生徒同士でそれを進めるという意味で大きな挑戦になります!)

 

 午後のダンス部との交流では、はじめにダンス部のみなさんのステージを見せていただいた後に、その中の一曲「Surf’s Upfrom Teen Beach Movie”)」をグループに分かれて練習しました。ダンスがあればことばはいらない!振り付けを見よう見まねで覚え、アップテンポに乗って一緒に踊るうちに心も身体もホットに!最後はこの映画のダンスシーンのようにみんな一つになって踊りました。

 ダンス部のみなさん、また一緒に踊りましょう!

 

8月8日 中学部トピックス

 「黒姫高原共同生活-心のバリアフリー交流inくろひめ」報告

 

 筑波大学附属学校11校の児童・生徒が長野県にある黒姫高原を舞台に2泊3日の生活をともにし交友を深める「第2回黒姫高原共同生活-心のバリアフリー交流inくろひめ」が、7月27日~29日の日程で行われました。今年参加したのは小学生から高校生まで総勢8校(附属小学校、附属中学校、附属高校、附属駒場高校、附属坂戸高校、附属聴覚支援学校、附属桐ヶ丘支援学校、本校)の73名の仲間たち!本校からは、中学部2年生6名と小学部6年生3名が参加しました。

 この企画では、事前準備として、生徒が中心となり活動全体を運営していく実行委員会が組織されますが、今年は中学部2年から3名が実行委員に名乗りを上げました。最初の会合の日、緊張して声が震えながらの自己紹介から始まりましたが、他校の委員の生徒さんがじっくり聞いてくれ、3人とも自分たちのやりたいことを伝えて、バスレク係や野外炊飯係の役割をもらいました。 

 

〈第1日〉7月27日

   初めて会う人たちに緊張しながらも、バスで隣り合った高校生とさっそく名刺交換。バスレクを担当したAさんは、附属高校の生徒さんと打ち合わせをしながら、聴覚支援学校の生徒さんにもわかりやすいように、ボードに文字を書いて提示しながら進めました。休憩のときに「上手かったよ」「わかりやすかったよ」とみんなに褒められ、照れていました。

 宿舎に着いて、最初の活動は野外炊飯。行動班ごとに分かれて調理やカマドづくりが始まりました。Eさんは聴覚支援学校高等部の生徒さんのアドバイスを受けながらジャガイモや玉ねぎの皮むきをしました。途中、雨が降ってきましたが、雨の中でもせっせと薪を運ぶみんな思いが通じて、雨はすぐにやみ、みんなで協力して作り上げた最高においしいカレーやシチュー、ポトフが出来上がりました。

 夜の実行委員会では食事のあいさつの係り決めをしましたが、そこで一番に手を挙げたCさん。続いてAさん、Bさんも立候補し、本校の生徒が会議をリードする場面も!

 

〈第2日〉7月28日

   昨年に続き、本校生徒とそこに小学校の仲間が加わり、朝のラジオ体操の示範を担当しました。朝食をとって、この日の最初の活動は「森のアドベンチャー」です。森の中は東京と違う空気やにおい…、茎が笛になる草、柑橘系のにおいがする木の実、食べると苦い草など、インストラクターの方の説明をみんな真剣に聞いていました。途中、木登りが上手な高校生の姿を見て、「やる!」と言ったDさん!二人の高校生の手を借り、木にまたがってうれしそうにしているDさんのチャレンジに友達もびっくり!でした。

   午後は宿舎に戻ってアイスクリーム作りや木の実を使ってのフォトプレート作りを楽しみました。ところが、夕食中に大雨…。実行委員のキャンプファイヤー係りが、みんなががっかりしないように寸劇で盛り上げながら、キャンドルファイヤーへの変更を案内してくれました。おかげで、本校の児童生徒もファイヤーへの意欲を維持して参加できました。「火の子」改め「キャンドルの子」となったEさんも自分の役割をしっかり務め、自信を持って長いセリフを言ったり、キャンドルに火を灯したりすることができました。

 

〈第3日〉7月29日

 最終日の企画は、ナウマンゾウ博物館の見学でした。ナウマンゾウの実物大の骨に触ったり、中学生や高校生たちに教えてもらいながらクイズに答えたり、折り紙を折ったり、時間いっぱいに楽しみました。

 東京キャンパスでの閉校式では、それぞれの学校の代表者が3日間の思い出や感想を発表しました。「最初はどんな3日間になるのか不安を抱いて参加したけど…、最後は仲良くなれて参加して本当によかった!」という感想がたくさん聞かれました。本校代表のFさんは、1日目、2日目にやったことをゆっくり思い出しながら、「○○をしました。とてもたのしかったです」と笑顔でかみしめるように話しました。

 この報告の詳細は大学教育局のホームページでも今後紹介される予定です。(現在は昨年度の報告が掲載されています。)

http://www.gakko.otsuka.tsukuba.ac.jp/?page_id=6968

7月22日 中学部トピックス

附属高校との今年度の交流がスタートしました!

 

 中学部では、筑波大学附属高校交流委員会(生徒会)と年間4回の交流を行っています。

 この交流は、9月に行われる附属高校文化祭(桐陰祭)における①音楽のステージ発表(合同演奏)や、②作業学習で作った製品の頒布、③文化祭見学を活動をメインに据え、それに向けて、お互いに知り合い、ステージ発表の練習を行う事前交流を7月(第1回交流)と8月(第2回交流)に行い、9月の桐陰祭当日(第3回)、さらに、1年間の交流を締めくくる事後交流を3月(第4回)を計画しています。

 

 その第1回交流会が、7月18日に行われました。この日のプログラムは、(1)自己紹介、(2)音楽練習、(3)風船バレーでした。

 はじめに、体育館で附属高校の生徒さん14名、本校の生徒17名が向かい合い、やや緊張した雰囲気の中で自己紹介が始まりました。本校生徒から自己紹介カードを使って、学年や名前、自分の好きなことやメッセージを伝え、続いて附属高校の生徒さんが今年の交流への思いや期待を話してくれました。

 

 続いての音楽練習では、今年の発表曲の「ビリーブ」(杉本竜一 作詞/作曲)と「海の声」(篠原誠 作詞/島袋優 作曲)を一緒に歌いました。ここ数年、指揮者は本校生徒、ピアノ伴奏は附属高校の生徒さんにお願いしています。「ビリーブ」は交流のテーマ曲として毎年歌っている曲で、すぐに31人の声が自然に混じり合い、気持ちが一つになりました。今回は歌の練習が中心でしたが、9月の桐陰祭では、附属高校オーケストラ部が加わり、中学部が今練習中の「ビリーブ」の合奏との合同演奏も行う予定です。そちらも大いに期待が膨らみます!(ご興味のある方は是非聴きに来て下さい!)

 

 三つ目のプログラムの風船バレーでは、31人が4チームに分かれ、総当たり戦で対戦しました。どのチームも試合を重ねる毎にチームワークがよくなり、勝敗も2回戦を終えたところで、全チームが1勝1敗と熱戦伯仲…。最終的には優勝決定戦で決着が着きました。

 

 今年度初めての交流会ということで、双方とも1年生は初体験でしたが、先輩たちがお手本を見せてくれて、徐々に緊張感がほぐれ、和気あいあいとした素敵な交流会になりました。次回の8月の交流会では、音楽練習の他、附属高校を訪問し、ダンス部との交流プログラムが予定されています。

7月15日 中学部トピックス

ひと足早く 「大塚オリンピック(中学部)2016」!

 

  本校は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、全校的にオリンピック・パラリンピック教育の推進を重点課題の一つに取り上げ、「大塚オリパラデー2016」の開催やオリンピアン、パラリンピアンとの交流などに取り組んでいます。

 

   中学部では、リオ大会が近づいたこの機会に国際理解やオリンピック・パラリンピックへの関心を高めようと 、先日この欄で紹介させていただいた「合同生活-みんなでいっしょに世界旅行-」に続き、6月~7月の「体育」の授業でも、「風船バトミントン」と「ダンス」の種目を「選択体育」として展開し、それぞれの種目グループで練習を重ねた成果を「大塚オリンピック(中学部)2016」の中で発表しました。(「選択体育」では、二つの種目を体験した後に、自分がやってみたい方を生徒自身が選びました。)

 

   当日(7/13)は、「プロジェクション・マッピング」で体育館の床面に五輪の輪や美しい動画を映し出し、雰囲気満点の中で、①選手入場、②ダンスグループのダンス(音楽:サンバデジャネイロ)、③選手宣誓、④風船バトミントングループの試合、⑤表彰式、⑥みんなでダンス(ワッハッハダンス)、⑦閉会、のプログラムで進められました。生徒たちは普段の授業とは違うオリンピックさながらの舞台で、力一杯サンバを踊ったり、バトミントンの試合をしたり、応援したりと、一足早いオリンピックを体験しました。

 

  早速、オリパラ担当者よ り、「オリパラ報告書を書こう」の課題が夏休みの宿題として出されました。リオ大会をテレビ観戦した生徒たちが、どんな報告をしてくれるのか、楽しみです。

 

7月6日 中学部トピックス

夏野菜の収穫が始まりました!

 

   中学部では、①花や野菜、食物への興味関心を育てる、②観察(描画や写真撮影も含めて観察記録を作成)を通して成長の様子を感じ取る、また、③収穫した野菜を実際に味わい楽しむ、ことをねらいに、2階ベランダ農園で年間を通して野菜や花を育てています。そして今年も、夏野菜の収穫期を迎えました。

 

  1年生は、生徒の希望をもとに、なす、きゅうり、さつまいも、コーヒー、とうがらしを植えました。先週、なすときゅうりを収穫し、収穫量をグラフにしてから、塩とめんつゆを計量し、浅漬けにして試食しました。塩の分量が多すぎたようで、実際に食べた生徒から「少し塩辛すぎたね…」の声が上がり、次回は塩を半分にしようとみんなで話し合いました。

 

  2年生は、今年も豊作となりました!水やりはもちろんのこと、アブラムシをテープでとったり、せっせとお世話をしたりしてきた甲斐があり、生徒の顔より長い「BIGきゅうり」が収穫できました。それ以外にも、パプリカ、小かぶなど、食べられる大きさまで育った野菜を塩もみして、塩昆布とゴマ油で和えて、みんなで美味しくいただきました。

 

  3年生はトマトとなすを収穫し、給食と一緒にいただいています。特に今年は沖縄修学旅行を控えて3種類のゴーヤも植えましたが、まもなく収穫を迎えます。また3年生は絵画コンクールに出品する「サッカーの絵」にも取り組みました。サッカーになじみの薄い生徒もいたので、実際に審判員の資格をもっているサッカー通の先生とグランドでサッカーを体験した後に制作しました。どの作品もなかなかの力作です。

6月21日 中学部トピックス

〈合同生活〉『みんなでいっしょに世界旅行!~調べて、体験して、発表しよう!~』が始まりました!

 

  6月17日(金)に授業研究会が行われ、合同生活 『みんなでいっしょに世界旅行!~調べて、体験して、発表しよう!~』(1年~3年合同)を提案し、協議をしていただきました。

 

  この単元は、今年の中学部の研究テーマ『生徒の「願い」を育てる授業づくり』に基づくものです。文字通り、多種多様な「思い」や「願い」をもつ生徒たちが、仲間と共有できる内容として、昨年度の実績のある「国際理解」の内容を題材にして、自分の「思い」や「願い」を伝えたり、選択したり、また、仲間と一緒に活動する中で、興味やそのレパートリーを広げたり、深めたり、共有したり、違いを知ったりすることをねらっています。

 

  はじめに、予備調査として、生徒全員に「知りたいこと」「調べたいこと」をアンケート調査し、生徒の興味関心の多かったキーワードから5つの学習グループ(①鉄道グループ、②生き物グループ、③食べもの・飲みものグループ、④物語グループ、⑤ダンス・音楽グループ)を設定しました。

  次に、改めてグループの希望選択をとったところ、一番希望が少なかった「⑤ダンス・音楽グループ」が抜け、第1クールでは4つのグループに分かれ、「調べ学習」(2時間)→「体験活動」(2時間)→「発表活動」(2時間…研究授業)と展開しました。「世界旅行」と銘打ったことから、この学習は、第1クールが「ヨーロッパ編」、第2クールが「南北アメリカ編」、第3クールが「アフリカ編」、第4クールが「オセアニア編」、そして、第5クールが日本が含まれる「アジア編」と順次展開され、1年を通して世界旅行が完成する計画です。また、グループ選択は、一クールが終わる毎に選び直しができることになっており、生徒たちの選択がどのように広がっていくのか、興味のあるところです。

 

  さて、ヨーロッパ編の「発表活動」ですが、①鉄道グループは、ヨーロッパを代表するいくつかの鉄道を調べ(調べ学習)、その中から「ユーロスター博士になろう!」と題して、自分たちで役割分担をして、台本づくりから動画撮影までを行い、発表しました。②生き物グループは、ヨーロッパに生息する「いきものマップ」を作成し、生き物の名前や生息地、それに自分たちで考えたコメントを加えて発表したり、それらをクイズにしたりしました。③食べもの・飲みものグループは、数あるヨーロッパの国々の料理の中からスペイン料理のパエリアを選び、実際に試食し、「食レポ」を動画に撮影し、発表しました。④物語グループは、小石川図書館に出かけ、ヨーロッパを舞台にした物語を探し、自分の好きな本を見つけ、好きな場面を絵に描いたり発表したりしました(「人魚姫」他)。

  各グループそれぞれにユニークな発表で授業がとても盛り上がりました。授業の最後に、第2クール「南北アメリカ編」のグループ選択を選択シートを使って行ったところ、かなりの生徒がグループの移動を希望し、すでに興味関心の広がりが見られています。今後の展開が楽しみです!

6月12日 中学部トピックス

作業班がリニューアルしました!

 

 中学部の作業学習はこれまで校内での物づくりの活動を中心に行ってきましたが、さらに地域社会との関係を大切にしながら社会資源を活用した学習に広げていくことを目指し、作業班の名称も『サービス班』、『クロスワーク班』、『クラフト班』にリニューアルしました。

 

 中学部の作業学習では、①働くために必要な知識、技能を身につける、②経験を積み重ねることにより、前に踏み出す力、活動に向かう力、課題に向かう力を養う、③見通しを持って計画し、考え、工夫する力を身につける、④集団活動への参加、多様な人と一緒に働く力を身につける、をねらいに挙げています。学習活動が地域社会へと広がることで、より社会との接点を意識し、働くことへの動機づけや働く楽しさを知ることにつながることを期待しています。

 

 新設された『サービス班』は、清掃・園芸を主な活動内容としますが、徐々に地域に進出し、清掃作業や販売活動、あるいは、他の二班の製品を営業していくことも目指しています。

 『クロスワーク班』は、本校が伝統的に行ってきた藍染めやスリッパ製作を行います。完成までいくつかの工程を、販売までの見通しを持ちながら計画、実施する中で、手作り感覚のステキな製品づくりを目指しています。

 『クラフト班』は、主にタイル製品やカラフルな色粘土を使ったボタンの製作など、わかりやすい工程の中で、完成が一日の作業の中で確認できる製品づくりを行っています。タイルや粘土などの素材を生かして、独自のデザインを工夫できるところも魅力です。

 

 新しい取り組みは始まったばかりですが、随時このコーナーで報告いたします。

 

6月5日 中学部トピックス

今年の「選択学習」は 5グループでスタートしました!

 

 

   中学部では、生徒の「願い」を尊重した学習を実現するために、学部や学年単位に実施する教科的学習に加えて、昨年度より生徒自身が学びたい学習を選ぶ「選択学習」を毎週二枠(40分授業を2回)設定しています。

   昨年度は「国語」「数学」「外国語(英語)」「情報」の4グループでしたが、今年は「理科」が新設され、5グループでスタートしました。

 

   「選択学習」のガイダンス(5/18)では、それぞれのグループの担当教諭より学習内容がプレゼンされ、生徒たちは教室に戻って、その日のうちに選択シートで希望するグループを選びました。

 

   「国語」グループは、「しっかり聞こう!音読しよう!話をしよう!正しく書こう!からだで表そう!」を合い言葉に、物語を読んだり、表現したり、最後は、自分たちで物語を作ることを目指すグループです。

   「数学」グループは、電卓を使った計算、料理を作る前の量や重さのはかり方、ダーツなど友達と楽しむゲーム、指定された数を袋詰めする…などの簡単なミッションを解決する課題等、身近な数について楽しく学ぶグループです。

   「外国語(英語)」グループは、自分の身体や身近な色、動物の名前などを英語で覚えたり、歌ったり、描いたり、話したりして、楽しく英語に親しむグループです。

   「情報」グループは、パソコンの立ち上げや終了などの基本操作、文書入力、自分で撮った写真を取り込んでの「おおつか新聞」の編集を目指すグループです。

   「理科」グループは、身近に起こる不思議な出来事(空気や電気)を、ミニ実験を通して体験しながら科学の面白さを学ぶグループです。

 

   翌週(5/24)より授業が本格的に始まりましたが、自分で希望した学習グループというだけあって、どの生徒も学習への期待感が高く、また、同じ興味関心を持つ仲間と一緒に学ぶ楽しさも加わってか、普段以上に意欲的に授業に向かう様子がその表情からも感じられます。

5月29日 中学部トピックス

新緑の高尾山を満喫! (第1回高尾山登山)

 

  中学部恒例の「高尾山登山」の第1回目が5月26日(木)に行われました。

 

  中学部では、①健康な体づくり、体力の維持・向上を図る、②登山経験を重ねてスキルアップを図り、将来は友達や家族等で楽しめるようになることを目指す、③交通機関、道路、施設などで実際行動することを通し、公共マナーを学習する、④買い物や切符購入等の経験を通して、金銭のやりとりを学習する、をねらいに、年間5回(5月、6月、7月、8月、12月)の高尾山登山を行っています。

 

  前日の合同学習で、高尾山の所在地、登るコース、高尾山の自然や名物、登山のマナー、集合場所や集合時間、移動手段等について学習し、当日を迎えました。低気圧の接近でお天気が心配されましたが、集合場所の新宿駅から京王線に乗り込み、高尾山に近づく頃には青空が見え始め、開始時間(10時)には暑くもなく寒くもない絶好の登山日和になりました。

 

  1年生は初回ということもあり、全員がケーブルコースで歩き、2・3年生は自分の体力に合わせて一号路コース、稲荷山コースを歩きました。この日はどのグループも順調な登山で、全員が頂上で合流でき、一緒にお弁当を囲みました。新緑が美しい登山道では、うぐいすの鳴き声が聞こえたり、トンボやアゲハに出会ったりと、春の高尾山の自然を満喫しました。

5月22日 中学部トピックス

仲間やチームを意識して取り組んだ運動会

 

  晴天に恵まれた運動会(5/14)。中学部の17名が参加したのは、中学部種目の「大塚エイサー」と「紅白リレー」、高等部と合同種目「大玉ころがし」、3年生が進行を担当した「閉会式」、全校種目の「綱引き」や「ダンス」、「応援」でした。当日は、大型連休をはさんで約4週間にわたって練習を重ねてきた成果を十二分に発揮できた一日でした(写真)。

 

 休日が明けた17日には、当日の映像を見ながらの「振り返り」の授業が行われ、①本番を終えた今の気持ちや感想、仲間へのメッセージ、②自分ががんばったこと、③友達ががんばっていたこと、をそれぞれに発表し合いました。

  1年生にとっては中学部に入学して初めての単元でしたが、「エイサーとリレーをがんばりました」、「リレーではやく走れてよかった!」、「『海の声』のダンスがたのしかった!」と、自分のがんばった種目や印象に残った場面をしっかり選んだり、発言したりすることができました。

  2年生は、今年度は特に1年生とチームを組んで後輩をリードする役割を担いましたが、「エイサーのグループのリーダーとして、友達をリードするところをがんばりました」、「○○さんと、大玉ころがしをいっしょにがんばりました」と、一緒に活動した仲間を意識した発言が多く聞かれ、また、自分ががんばったエイサーの足や腰の動きを実際に力強く再現しながら発表する場面も見られました。

   最上級生として臨んだ3年生からは、「エイサーの大太鼓を協力してたたくことができた」、「○○さんのエイサーがよかった」、「リレーでは○組が負けてしまったけれど、また来年の運動会でがんばりたい!(○組のキャプテン)」など、「協力」という言葉が複数の生徒から聞かれたことや、これから先を見通した発言も聞かれ、リーダーとして中学部全体をリードしながら取り組んできた成果を感じることができました。

 

   この運動会で培われた中学部のチームワークは、この先の学習に大いに生かされるものと期待しています。

5月12日 中学部トピックス

魔法のかけ声 「オーパレーレー!」  大塚エイサー2016 ~ひびけ!海と空と大地~

 

 今年の運動会の中学部の表現種目は、「大塚エイサー2016 ~ひびけ!海と空と大地~」です。

 1年生はパーランクー(手持ちの片張り太鼓)を初めて手にする生徒もいましたが、先輩の動きを見ながら、音楽室練習、体育館練習、そして、グランド練習と重ね、いよいよ明後日(14日)の本番を控え、最後の練習に力が入っています。

 

  中学部では、修学旅行の目的地でもある沖縄地方の文化や自然について年間を通じて学習しています。一昨年の音楽鑑賞教室では、南島詩人 平田大一氏をお招きし、沖縄の音楽や踊りを教えていただきました。そこで出会ったのが、見出しのタイトルにもある平田さん直伝の魔法のかけ声「オーパレーレー」です。(もともとは、狩りの時に、酋長がかけるかけ声で、声が揃うと皆の心が一つになり、狩りがうまくいくとのことのようです。)

 中学部ではエイサーを始めるときには、必ずこのかけ声をかけて、気持ちを一つにしてからスタートします。それに加えて、今年は3年生が前口上として、素敵なメッセージを作りました。

 

〈魔法のかけ声〉

オーパレーレー  

メディキキコンビ

モサモサモーサ

アイヤ イヤササ

 

〈3年生が作ったメッセージ〉

私たちは、仲間の絆を大切に、前を向き、

大地を踏みしめ、歩いていきます。

とどけ、私たちの声よ!

とどけ、私たちの思いよ!

大塚エイサー2016!

 

 大塚エイサーは3曲で構成されています。

   第1曲『ミルクムナリ』(小浜島 口説・日出克 作曲)では、3年生がフラッグと大太鼓で全体を先導し、1年生と2年生が混合の2チームに分かれ、それぞれに1本のバーを協力して持ちながら入場します。入場後は、大地を踏みしめる動き、空手の突きの動き、シーサーを表現した動きを繰り返して、気持ちを高めていきます。3年生のリーダーとしての意識とチームワーク、1・2年生が協力して自分たちの力でバーを運んでいくシーンが見せ場です。

   第2曲『ダイナミック琉球』(平田大一 作詞、イクマあきら 作曲)はメインの踊りです。海と空と祈りをイメージした振り付けとパーランクーの演奏、途中に即興ダンスが入り、最後は全体が一つの輪になり、踊ります。全員で空を見上げる動きが圧巻です。

   第3曲『島唄』(宮沢和史 作詞・作曲)では、島袋寛子さんが歌うゆったりとしたアレンジの曲が流れる中、全員が正面に一列に並び、挨拶と一礼をして、踊りの余韻をかみしめるように静かに退場します。精一杯踊りきった生徒達の表情がとても素敵です。

 

 エイサーの他にも、「紅白リレー」や「大玉ころがし」などの競技も合わせてお楽しみ下さい。

5月3日 中学部トピックス

新入生歓迎会(東京キャンパス訪問)

 

 28日(木)はあいにくの雨。この日、小石川植物園で予定していた新入生歓迎会は、もともと帰り道に訪問を予定していた筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)に全面的に場所を移して行なわれました。

 

   学校からバスや歩きで10時すぎに東京キャンパスに到着。早速、会議室をお借りして、3年生の進行のもと、学年毎に自己紹介、学部行事クイズ、上級生から1年生へのプレゼント、テーマソングの歌唱の内容で進められました。植物園には行けませんでしたが、窓の外に広がる雨に濡れた新緑を眺めながら、また趣が変わった、落ち着いた雰囲気の素敵な会になりました。

 

   昼食をはさんで、いよいよ東京キャンパスの見学!附属学校教育局次長の松本先生にご案内いただき、はじめに、附属学校関連の掲示を見学し、大塚特別支援学校や交流している学校を見つけました。続いて、普段何かとお世話になっている附属学校教育局の先生方や事務職員のみなさんに初めてお目にかかり、ご挨拶をさせていただき、プレゼントを渡しました。そして最後は、柘植校長先生の研究室を訪ね、先生の数々のコレクションを見せていただきました。

 

   この訪問を準備をして下さった学校支援課の方のお話では、これまで附属学校の生徒が教育局を訪ねる機会はほとんどなかったそうですが、今回、和やかな雰囲気の中で実際に顔を合わせる機会を持てたことが何よりも嬉しいことでした。教育局の皆様、お忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

4月24日 中学部トピックス

めざせ!『グリーンマスター』

 

  毎週月曜日の午後の時間は、部集会(学部集会)が行われます。第2回の部集会(13日)では、新学期に取り上げる内容として、「自分のことをがんばろう!」「仲間のことを大切にしよう!」と題して、〈グッドポイント〉〈グリーンポイント〉について、教員が演じる寸劇を見ながら、生徒全員で考えながら学ぶ企画が行われました(写真)。

 

   〈グッドポイント〉は、それぞれの生徒の目標に合わせて、「○○をがんばった」「自分から意欲的に取り組んだ」等、個の頑張りや主体的な言動が見られた時にポイントが与えられる仕組みです。

   〈グリーンポイント〉は、友達に対して「あたたかいことばをかけた」「手伝ってくれた」「一緒に○○ができた」、あるいは「誘いに応えてくれた」等、仲間関係を育むような言動が見られた時に与えられる仕組みです。〈グリーンポイント〉については、ポイントカードにグリーンポイントが貯まると(ポイントカード5枚)、『グリーンマスター』の称号が与えられ、表彰されます。授業では、先生が熱演するよい例や悪い例に笑いや拍手が起こり、ポイントにふさわしい言動を具体的に確認する機会になりました。

  今年は何人の『グリーンマスター』が誕生するか…、楽しみです。

 

  さて、「生活」の授業では、「運動会にむけて」(5月14日開催)の学習が始まり、新入生歓迎会の準備と平行して行われています。

   1年生は、運動会の応援グッズを作る授業で、野球の応援に登場する「スティックバルーン」を作りました。それぞれ自分の応援メッセージや挿絵を貼り付けたオリジナル「スティックバルーン」に、自分でしっかり空気を吹き込み、「♪バン・バーン」と軽やかに打ち鳴らして楽しみました。

   2年生は、今週28日に小石川植物園で開催予定の新入生歓迎会に向けて、電子黒板を使って招待状を編集、作成しました。歓迎会に招待する1年生の写真を自分たちで撮り、それらを画面構成し、ステキな招待状が出来上がりました。

   3年生は、新入生歓迎会全体を計画、取り仕切る役割を担い、司会進行の準備や練習をしたり、その日に訪ねる茗荷谷キャンパス(教育局)の皆さんへのプレゼントづくりをしたりと忙しい毎日でした。

4月17日 中学部トピックス

平成28年度がスタートしました!

 

    4月9日の始業式に続き、11日の入学式で新1年生6名を迎え入れ、平成28年度がスタートしました。

  今年度も引き続き、(1)生徒の願いを尊重した支援、(2)自主的・主体的態度を育むための支援、(3)-1社会・文化への参加を目指した支援、(3)-2生活に即した経験と学習の支援、(3)-3基礎的・基本的学習内容の確立、(4)-1人間関係の形成・共に(共同、協同、協働)活動する力の育成を目指した支援、(4)-2生徒の自尊心・自己肯定感を高める支援、(5)保護者と連携した学習・生活の支援、を基本方針に教育活動を進めていきます。

 

 12日に始まった『生活』「中学○年生になって」では、早速、新2年生と新1年生が3つのグループに分かれて、先輩の2年生が新入生を案内する「学校探検」をスタンプラリー方式で行いました。また、新3年生は新学期の大掃除で中学部ベランダ清掃や中学部、小学部のプレールーム、幼稚部の窓ふきを行いました。それぞれに中学部で大切にしている課題(仲間関係、自尊感情を高める等)を意識しながら新しい学年のスタートを切りました。

 

  これからも随時、日々の学習の様子を「トピックス」で発信していきます。どうぞ、ご覧下さい。

平成28年度 中学部運営計画

 平成28年度 中学部運営計画を更新致しました。

各種資料

グッドポイント・グリーンポイントシステム実施ガイドライン

 昨年度、筑波大学特別支援教育研究センターに派遣された現職研修生が中学部で研修し、その成果を「グッドポイント・グリーンポイントシステム実施ガイドライン」としてまとめました。

 互いに認め合い、支え合う仲間関係づくりを目指した「グッドポイント・グリーンポイント」をどのように実践したらよいのかを詳しく解説しています。

 関心のある先生方は、どうぞご活用ください。

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  • English Site School for the Mentally Challenged at Otsuka,University of Tsukuba