中学部

平成25年度 2学期のトピックス

12月24日(金) 中学部トピックス

 12月20日(金)、2学期終業式が行われました。

 下校後には恒例のPTAお楽しみ会が開催され、中学部の生徒と保護者有志が親子お揃いの中学部「Believe」Tシャツを着て「JOY」を踊りました。今年は、これまでになく大勢のエントリーがあり、楽しく盛り上がりました。

 この2学期、生徒達は様々な行事を通して日頃経験することのない活動にチャレンジしてきました。1年生は中学部の生活にすっかりとけ込み、のびのびと生活する姿がみられました。2年生は、全ての経験が2回目ということもあり、自信をもって活動に参加する姿が印象的でした。そして3年生は、最上級生としての自覚をもち、リーダーの役割を発揮してくれました。この経験は必ずや3学期、そして次年度につながるとことでしょう。これまで中学部教育へのご理解とご支援をいただいた保護者の皆様には心から感謝申し上げます。3学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、大塚祭を終えた翌週の11月28日から3学期最大のイベントであるスキー合宿の取り組みが始まりました。生徒達は既に、自分の体に合ったスキー靴や板を選び、靴や板の履き方、手袋や防寒着の着用の仕方、そしてスキー靴を履いて歩く練習や板をつけて歩く練習を行ってきました。重くて大きな靴、慣れない体の動きに戸惑う生徒がいたり、逆にそれを楽しむ生徒がいたりと様々です。 

 スキー合宿では、中学部1年生から高等部3年生までの6学年を縦割りにして活動班と生活班に分かれます。高等部の生徒が中心となってそれぞれの班をまとめ、先輩は後輩の面倒をみるよい機会となっています。生徒達は、スキー以外にも友達や先輩との宿泊を楽しみにしているようです。

12月17日(火) 中学部トピックス

 12月13日(金)、今年度2回目となる研究授業を行いました。中学部では、1学期から仲間関係を育む授業づくりに取り組んでおり、生徒の興味・関心に基づいたゲーム活動を題材にした授業を展開しています。今回の授業は、1学期に行われた研究授業や部内のビデオ検討会での協議をもとに改善した授業です。1年生は、様々な形の箱を積み上げて数を競う「ボックスタワーゲーム」、2・3年生は、フライングディスクを使って点数を競うゲームをチーム戦で取り組んでいます。今回、新たに個々の主体的な活動を促進するツールとして「グッドポイント」を中学部全体で導入し、仲間関係を促進する「グリーンカード」と併せて、生徒の活動への評価を視覚的に示すことや、評価を受けた結果を形に残す取り組みをしています。

 中学部では、ゲーム活動における「役割」と「振り返り」の設定が仲間関係を育む上で重要だと考えています。中でも生徒全員で分担する役割活動と活動の目標に向けて互いの動きを調整しながら協同で行う役割活動を大切にしています。例えば、前者は一人一役のゲーム進行、後者は得点をカウントする人と記録する人をペアで行うなどの協同活動です。また、「振り返り」の活動も各クラスが様々な工夫をしています。生徒は自分の感想だけではなく、友達のよかったところを発表し合う中で、徐々に友達の様子を観察できるようになりました。また、お互いに褒め合う機会を設定することで友だちの期待に応えたり、自信をもって主体的に活動したりする様子もみられるようになってきました。

 

 各クラスICT(情報通信技術)教材を駆使し、多機能タブレット、電子黒板、音声ペンなどを使って生徒が司会進行をしたり、多機能タブレットを使って撮影した動画を無線でモニターに接続し、生徒の活動の振り返りに活用したりしています。

 これらの取り組みによって、生徒達は活動への意欲が高まり、積極的にゲーム参加する様子がみられています。また、仲間意識も高まり、互いに支え合ってゲームに参加できるようになってきました。2月に行われる公開研究会では、さらによりよい授業が展開できることを願っています。

*写真は12月11日(水)の授業です。

 午後の研究協議では、各クラスでポスターセッションが行われました。参観した教員は「集団活動」「仲間意識」「役割」「振り返り」の4つの柱にそって意見を付箋に書き、授業者と意見交換をしました。

12月13日(金) 中学部トピックス

 12月6日(金)、今年度最後となる高尾山登山がありました。空気の澄んだこの時期は天気がよければ山頂からスカイツリーや富士山をみることができます。この日は、雲一つない快晴で、新宿駅に集合した生徒達は期待に胸を躍らせていました。

 今回は最後の登山ということもあり、多くの生徒がステップアップしたコースに挑戦しました。サマーキャンプの北横岳(八ヶ岳)登山で自信をつけた生徒達は、稲荷山コースへ。全長3.1キロ、急な上り坂や足場の悪い道を歩きました。最後は223段の階段を登りきって山頂に到着。らくらくグループとのんびりグループに分かれ、それぞれ心地よい汗を流しながら登りきることができました。1号路コースに挑戦した生徒は、前回時間がなく山頂を目指すことができませんでしたが、今回は励まし合いながらお昼までに登頂。頑張って歩いた後のお弁当はとてもおいしかったようです。今回は、ケーブルコースの生徒も含め、全員が山頂まで登ることができました。山頂からの眺望がすばらしく、真っ白な雪を被った富士山がとてもきれいでした。残念ながらスカイツリーは見えませんでしたが晩秋の高尾山はところどころで紅葉が残っており、季節を感じながらの楽しい登山となりました。

 中学部では、年間5回の高尾山登山を行っています。ここでの目的は体力の増進や運動機能の向上だけではなく、自信を持って主体的に目標に向かう力や仲間同士で励まし合い、助け合う力を育むことを目指しています。これからの生徒の成長が楽しみです。

12月10日(火) 中学部トピックス

 12月6日(金)と9日(月)の2日間、JICAアフリカ研修生が来校しました。9日(月)は、合同朝会で研修生を迎える集会があり、アフリカのダンスを鑑賞したり、一緒に踊ったりしました。4月からアフリカの音楽に親しんできた生徒達は、音楽が流れると自然に体が動き、リズムよくステップを踏んでいました。大塚特別支援学校からは、これまで取り組んできた「ケレママ」という踊りを披露し、アフリカの研修生と一緒に大塚の大地(?)に響く魂の踊り(S先生談)で会場を盛り上げました。「ケレママ」とは、母なる大地、自然、そして全ての恵みに感謝する意味が込められているそうです。「火」「水」「土」「動物」などをイメージした様々な動きで表現し、曲の合間には、「ジャンボ・アサンテ・クワヘリ」と声を合わせました。これは、スワヒリ語で「こんにちは・ありがとうございます・さようなら」を意味します。生徒は、JICAアフリカ研修生との交流を通してことばなどの文化や自然などについても学習してきました。

 午前の授業参観後は、全クラスが研修生と給食をとりました。英語の挨拶や自己紹介を勉強してきた生徒達は、自信をもって名前や好きなものを伝えていました。昼休みには、一緒に日本の曲でダンスを踊ったり、紙飛行機を飛ばして遊んだりしました。言葉が通じなくても互いに楽しい時間を過ごしました。午後は、部集会を参観していただき、仲間関係を育む学習として取り組んでいる風船バレーを紹介しました。後半、大塚中学部とアフリカ研修生が対戦し、2対0で大塚が勝利しました。直径60センチの大きな風船の扱いに苦戦した研修生でしたが、生徒達とのレクリエーション交流を楽しんだようでした。中学部の教室からはしばらくの間、「ジャンボ!」という挨拶が聞こえてきそうです。

11月26日(火) 中学部トピックス

 先週23日(土)、大塚祭が行われました。午前中は、9月から練習を重ねてきた劇「セロ弾きのゴーシュ」の舞台発表をしました。

 この物語は主人公のゴーシュが動物達や楽団の仲間に支えられながら成長する物語です。それぞれの役を演じる生徒達は、いつしかゴーシュの物語を超え、主人公のTくんと15人の仲間達が互いを認め合い、支え合う中で一人ひとりが成長する中学部の物語にオーバーラップしていきました。最後にゴーシュが「みんなありがとう」という台詞や「よかったよ」という仲間の台詞は、演技ではなく他者への温かい気持ちが込められていました。単なる台詞ではない心のこもったことばとして。

 実はこれまでの練習では、緊張やプレッシャーに押しつぶされそうになり体調を崩したり、学校に来られなくなったりした生徒がいました。それでも、仲間に支えられながら最後まで精一杯の演技をした生徒達、そして仲間を信じ、励まし合いながら練習に取り組んできた生徒達に心から「よかったよ」と言いたいです。この経験は、必ずやこれからの社会生活にいかされると思います。「セロ弾きのゴーシュ」のステージは、決して演じることがゴールではなく、発表の過程を通して16人がゴーシュと共に成長し、仲間の絆を深めるためのステージだったことを実感しました。

 大塚祭が終った翌週、音楽の時間に本番の映像を観て振り返りの学習をしました。全員が「自分のよかったこと、頑張ったこと」そして「友達のよかったこと、頑張ったこと」を発表し合いました。驚いたのは一人ひとりの生徒が堂々と自分のパートでうまくやれたことと、友達のよかったところを発表できたことです。友達に指名されて褒められた生徒は素直に喜び、周りの生徒も拍手を送って称賛していました。そんな中、ゴーシュ役のTくんは、「頑張った人は、みんなです」と答えた時には思わず胸が熱くなりました。

 大塚祭の午後は、大勢の参観者があり、3年生のたこ焼き屋が大盛況でした。2年生のポスター発表「セロ弾きのゴーシュの謎にせまる!」では、ステージ発表の疲れもあり本領発揮といかなかったようですが、これまでの取り組みはすばらしかったです。1年生が作ったゴーシュのコリントゲームも大人気。沢山の人が記録に挑みました。作業製品の頒布もおかげさまで大成功。思い出に残る大塚祭でした。

11月22日(金) 中学部トピックス

 大塚祭の本番を明日に控え、ステージ発表に向けた練習も最終調整です。19日の予行練習後、音楽の時間には全員でVTRを視聴し、自分のよかったところ、そして友達がよかったところを発表し合いました。また、「ゴーシュの達人クイズコーナー」では、登場人物の気持ちを考えたり、自分だったらどんな気持ちになるかを発表しあったりしました。その後の練習では、回を重ねるたびに互いの演技を褒め合う姿が見られるようになり、まさに「音楽や劇活動を通じた仲間関係を育む学習」の場となっていました。見せ場の一つ、ゴーシュの演奏が楽長に褒められ、楽団の仲間から「よかったよ」と言われる場面では、演技を超えて中学部全員の気持ちが一つになる場面となっています。発表することが単なる生徒達のゴールはなく、発表に向けた練習の積み重ねを通して、生徒一人一人が力を発揮しながら成長し、共に活動することによって集団が成熟していくことこそ、学校行事の本当のゴールではないでしょうか。
 大塚祭の午後は、各クラスが作品展示や模擬店に取り組みます。各クラスで造形作品を展示する中、1年生の教室では、中学部の作業製品頒布、2年生の教室では、「ゴーシュの謎にせまる!」ポスター発表、3年生の教室では、たこ焼き販売を行います。今回は、2年生が生活単元学習で取組んでいる「セロ弾きのゴーシュ」の調べ学習の様子をお伝えします。
 2年生が調べた内容は、1)「セロ弾きのゴーシュ」の物語について。2)セロの楽器について。3)宮沢賢治について。4)アンケート調査。以上の4つです。アンケート調査では、セロの弓はどんな動物の毛か、セロの楽器はどれかなど、調査結果に基づいて生徒自身がクイズを作りました。調べた内容をポスターに書き、当日は全員で発表します。
 1年生は造形で友達の絵を描き、全員の自己紹介ポスターを作りました。日頃自分の絵を描くことが多い生徒達ですが、お互いの顔を描くことが新鮮だったようです。数日前、郵便局へ校外歩行に出かけた帰り道、小石川後楽園に寄った生徒達は、紅葉した木々に魅せられ、秋をモチーフにした看板を作りました。

11月15日(金) 中学部トピックス

 11月6日から大塚祭のステージ発表に向けた特別日課が始まりました。今年の中学部は、前期の「音楽」の授業や様々な行事(運動会や附属高校との文化祭交流など)での学習成果を取り入れた形で、音楽劇「セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治 原作)」を発表します。

 ストーリーは、町の金星音楽楽団(オーケストラ)で、セロ(チェロ)があまり上手ではなかった主人公のゴーシュが、毎晩訪ねてくる動物(ねこ、かっこう、たぬき、ねずみ)に教えられたり、仲間の楽団員に支えられたりしながら成長していく物語です。

 中学部ではこの劇を、主人公のゴーシュと楽長、それに、ねこ、かっこう、たぬき、ねずみの動物チームに分かれ、最後は全員が音楽団の楽団員になり、合奏をする形に構成し、中学部で大切にしている「仲間との協同や協力」、「主体的に学習に向かう力」、「音楽や劇活動を通じて表現する力」を育てることを目標に取組んでいます。

 8日(金)には、アマチュアのセリストをお招きし、本物のセロの音色を聴いたり、実際に弾いてみたりする学習を行いました。生徒達はセロにとても興味を示し、「セロは何で作られているのか」、「どうしてセロが好きなのか」などの質問をしていました。セロを弾いた生徒は「とても音がきれいだった」、「私も楽団員になってセロを弾きたい」という感想を発表していました。

 中学部はいま、「セロ弾きのゴーシュ」の練習に夢中!

 日々の練習を重ねるたびに台詞や動きに磨きがかかり、仕上がりは上々です。14日(木)には、衣装を着て練習をしました。今回の衣装は、中学部の「BelieveTシャツをパート毎に着用し、ねこ、かっこう、たぬき、ねずみに扮します。来週火曜日の予行練習では、どんなステージ発表を見せてくれるか楽しみです。

11月8日(金) 中学部トピックス

 中学部3年生「造形」の学習を紹介します。
 中学部では、大塚祭作品展示に向けた制作活動に取り組んでいいます。3年生は修学旅行の思い出を作品にすることになり、大阪USJで一緒に記念写真を撮ったスパイダーマンの制作を行いました。大胆な提案により等身大のフィギアが糸を飛ばす姿をイメージし、立体的でとてもダイナミックな作品が完成しました。生徒達は、丸めた新聞紙を人形のタイツに詰め、ポスターカラーで色を塗りました。展示ボードに貼付け、クモの巣の絵を飾って完成!スパイダーマンが空を舞いながら糸を飛ばす様子が見事に表現されたすばらしい作品です。生徒達もスパイダーマンになりきり、もうしばらく修学旅行の話題が続きそうです。

10月29日(火) 中学部トピックス

 中学部「体育」の学習を紹介します。
 10月から学部「体育」では、フライングディスクに取組んでいます。「1、2、3」の掛け声に合わせた投動作の練習から始め、最後はクラス対抗のゲームで点数を競っています。毎回白熱したゲームとなり、みんな真剣にディクスを投げていました。
 中学部の「体育」は、休憩をはさんで2部構成で行っています。前半はマラソンやJPクッションを使った姿勢保持、後ろ歩き、横歩きなどの様々な動きに取組み、後半にフライングディスクを行っています。後半は学期毎に様々な運動の単元を計画しており、3学期は風船ゴルフを計画しています。

10月25日(火)中学部トピックス

 中学部1年生「家庭」の学習を紹介します。
単元「花ふきんをつくろう」では、自分の描いたデザインをもとに、波縫いの刺繍に取組んでいます。針を深く刺して重なっている布地を合わせて縫うのは意外に難しく、みんな苦労した様子ですがとても素敵な作品が出来上がりました。生徒がデザインした絵は、「ちっさいおっさん(ゆるキャラ)」「キティー」「お花とハート」「くだもの」。作品は11月の大塚祭で展示する予定です。たくさんの参観者の方に見てもらいたいですね。

10月22日(火)中学部トピックス

 10月20日(日)本校PTA主催のバザーで作業製品の頒布をしました。中学部の園芸班、焼き物班、スリッパ・タイル班、藍染め班が心を込めて作った製品の数々を沢山のお客さんに買っていただきました。作業班の主な製品は、以下の通りです。
園芸班/花の鉢(やきもの班とコラボ) 焼き物班/小皿、醤油皿、湯呑み、そばちょこ スリッパ・タイル班/スリッパ、メモクリップ(高等部木工班コラボ)、コースター、なべしき、写真立て 藍染め班/タオルハンカチ、バンダナ、手ぬぐい、Tシャツ、エコバック、トートバック、ティッシュケース
 製品の頒布では、接客、袋詰め、会計と役割分担をして行いました。生徒達は大きな声で呼び込みをしたり、丁寧に接客したりしながら製品の頒布をしていました。
 当日は、中学部お揃いの「Believe」Tシャツを着てバザーに参加しました。生徒達は、揃いのTシャツを着ることで学部の一体感が得られた様子で、いつもに増してまとまりが見られていました。

10月18日(金)中学部トピックス

 10月17日(木)駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催された第57回東京都特別支援学校・特別支援学級設置学校総合体育大会(陸上競技大会)に中学部生徒が出場しました。  出場した生徒の全員がこれまでの練習成果を発揮し、すばらしい走りを見せてくれました。個人の記録を縮めただけでなく、1年女子100m、2年女子100m、3年男子200mに出場した3名の生徒は、大会記録を残すことができました。また、400mリレーでは男女共に特別支援学校の部第1位と大健闘でした。  今年の大会では、昨年度途中であきらめてしまったり、力を出し切れなかったりした生徒が力強い走りをしていました。また、昨年50m走に出場した生徒が今年は100mに挑戦するなど、どの生徒も自分の目標を高くして挑み、しっかりと結果を残していました。大きな競技場、他校の選手との競争、みんなの応援といった緊張感ある雰囲気の中、生徒達はとてもよく頑張っていました。3年生は最後の大会でしたが、この経験で得た自信を今後の生活にいかしてほしいと思います。そして、1、2年生は、来年の大会に向け、目標を持って日頃の運動に取組んでほしいと思います。

10月15日(火)中学部トピックス

 中学部では10月17日(木)に開催される第57回東京都特別支援学校・特別支援学級設置学校総合体育大会(陸上競技大会)への出場に向けた練習に取り組んでいます。

 先週11日(金)には、東京都障害者スポーツセンター(北区十条)の陸上競技トラックを使った練習を行いました。クレートラックは学校の校庭よりも走りやすく、生徒達も練習を重ねるたびにベスト記録を更新していました。今年エントリーした種目は、50m走、100m走、200m走、そして男女400m×4リレーです。日頃経験することのない緊張感の中で持てる力を十分に発揮してほしいと願っています。

10月8日(火)中学部トピックス

修学旅行報告第3弾「大阪城・道頓堀編やで!」

 9月27日(金)3日目の朝、空はすがすがしい快晴。ユニバーサルスタジオジャパンで遊んだ疲れもなくいよいよ最終日。子ども達もワクワクです。慌ただしく荷物を整理し、部屋の片付けを済ませてホテル最後の食事に向かいました。バイキングで好きな物を食べておなか満腹、こころは満足、ウキウキ気分で列車に乗りました。

 大阪城公園駅までは電車を乗り継ぎ、おおよそ1キロほどの道のりを楽しく話をしながら歩いた一行。突然現れた大阪城天守閣に思わず「あ!大阪城だ!」と叫んでいました。真っ青の空に白壁が映え、金色の鯱がまぶしく輝く大阪城。その大きさと豪華さに生徒達も驚いていました。

 城内では、戦国武将の兜と陣羽織の試着体験に大興奮。豊臣秀吉、真田幸村、加藤清正などの武将になりきって記念写真を撮りました。一番強そうな生徒は誰だったでしょう。

 「通天閣が見えますよ」、「スカイツリーは見えますかね」、「・・・そうね、無理じゃない?」、天守閣からの景色をみんなで楽しみ大阪城を後にしました。

 大阪最後のお楽しみは道頓堀散策とたこ焼き体験。賑やかなえびす橋では、おなじみグリコの看板をバックに記念写真。かにやふぐなどの立体的な看板に圧倒されながら、めざす「たこ昌」に向かいました。

 たこ昌では、プロパンガスを使った本格的な鉄板でたこ焼き作りを体験です。心地よい大阪弁の片上さんがやさしく生徒達に教えてくれました。「ここをこうしてやな、クルッとしてみぃ」「ちゃうちゃう、こうや」「そや、そや」、そんなこんなで鉄板を囲みながらわいわい楽しくたこ焼きが完成。自分たちで作ったたこ焼きの味は格別だったようです。熱い熱いと言いながらもみんなペロリと食べました。片上さんありがとう!

 さて、楽しい思い出を沢山お土産にできた一行は、伊丹空港に向かいました。飛行機は新幹線と違って離着陸の際のきまりがあります。シートベルトをすることや携帯電話の電源を切ることなど、生徒達にとっても勉強になったようです。離陸の際に飛行機が上下に揺れ、驚いた生徒がいましたが、ほとんどの生徒が外の景色を眺めたり、イヤホンで音楽を聴いたりして楽しんでいました。天気がよかったので上空からは富士山や大島がはっきりと見えました。あっと言う間のフライトでしたが一人ひとりにとっていい経験だったようです。

 クラスの仲間を意識して集団行動をとる生徒の姿に成長を感じた3日間。6人全員の笑顔が見れたいい修学旅行でした。

10月4日(金) 中学部トピックス

修学旅行報告第2弾「大阪編やで!」

 9月26日(木)2日目の朝、雲一つない快晴。待ちに待ったユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の観光です。宿泊したホテル京阪ユニバーサルはUSJゲートの目と鼻の先。朝食をとった一行はワクワクしながらゲートに向かいました。 パークの装飾はハロウィン一色。お揃いの衣装を着て歩く人。魔女の格好をした人、などなど、仮装するゲストも大勢いました。まず、みんなが向かったのは「セサミストリート4-Dマジック」。立体映像で飛び出すエルモやクッキーモンスター。水しぶきや風といった演出に驚き、4-Dならではの臨場感にみんな大興奮でした。続いて向かったのはなんと「ターミネーター2:3-D」。スクリーンのヒーローが突如ステージに出現!映像と現実の境界がないリアルさに度肝を抜かれました。生徒達にとってはちょっとした冒険でしたね。

 ここで2つのグループに分かれ「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」と「フライング・スヌーピー」に向かいました。スパイダーマンでは、体験したことのない予測不能な乗り物の動きや映像にTさん真っ青。それでも念願かなって大喜びでした。スヌーピーと一緒に優雅な空の旅をしたグループはルンルン気分で昼食場所に向かいました。場所は和食の「彩道saido」、おいしいうどんを食べながらそれぞれの話で盛り上がりました。

 合流した一行、続いてはサメが群がる海への航海「ジョーズ」。巨大なサメの襲来、爆発、そして炎上、船上は大パニック!怖い怖いと悲鳴をあげていたSさんでしたが、終ってみると「もう一回乗る!」と大満足でした。  怖い思いをした後はパレードの見学。賑やかな音楽にノリノリのHさん。華やかなダンサーに笑顔で手を振っていました。

 パレードの後は、温暖化が進んだ近未来の海上アドベンチャー「ウォーターワールド」へ。迫力あるモーターボートや水上バイクの滑走にハラハラドキドキ。10数メートルもある鉄塔から悪者が火だるまになって海に落ちたり、爆発した飛行機が飛び込んで来たりと海上ステージでの演出は大迫力!「怖かった〜でも楽しかった〜」というみんなの感想でした。
 この期間中、仮装してパレードに参加できるイベントがあったためパーク内を歩く人たちの中には思い思いの衣装を着ている人たちがいました。その情報を事前にリサーチした生徒達は、負けじと仮装して歩きました。
 たくさんのアトラクションで楽しんだ生徒達、この日の夕食はホテルではなくてパークのレストラン。パスタとピザのお店「ルイズN.Y.ピザパーラー」で夜のパレードまでの時間を過ごしました。夜のパークは昼と違った雰囲気でとても素敵でした。
 怖い!楽しい!1日で非日常的な出来事に興奮しっぱなしの一行は、パレードまでの時間「シュレック4-Dアドベンチャー」へ。ここではシュレックと仲間達と共に冒険の旅へ行ってきました。カボチャの馬車に乗れば座席が揺れ、その勢いでお菓子の家に突っ込めば客席はバニラの香りに包まれ、川に飛び込めば水しぶきが舞うといった演出に4-Dの面白さを存分に体験した生徒達、疲れも忘れてショーを観ていました。  そしていよいよ「マジカル・スターライト・パレード」の始まりです。TDLをよく知っている生徒達ですが、赤、青、黄色、色とりどりに輝くフロート車に見とれ、写メを撮ったり、踊ったり。6人が一番楽しめたのはもしかしたら夜のパレードだったかもしれません。  こうしてまた一つ楽しい思い出ができました。(大阪城・道頓堀編につづく)

10月1日(火) 中学部トピックス

修学旅行報告第1弾「京都編」
 9月25日(水)からの3日間、3年生6名が修学旅行に行ってきました! 心配された台風は生徒の願いが通じて日本列島をさけてくれました。関東は小雨が降っていましたが東京駅に集合する頃に雨雲は消えていました。天気予報によれば京都は快晴。わくわくした気分で新幹線に乗りました。

 新幹線の車窓から雲の帽子をかぶった富士山が見えました。楽しい会話が弾むとあっという間に京都です。京都駅では昨年に引き続きお世話になる「やさか」タクシーガイドの岡さんが一行を迎えてくれました。まずは快適な9人乗りのジャンボタクシーに乗っていざ!金閣寺へ。真っ青な空を背景に輝く黄金の舎利殿の姿に誰もが驚いていました。壁は金箔で装飾されていること、正式な名称は鹿苑寺と呼ぶことなど、岡さんの説明を生徒たちは熱心に聞いていました。
 続いて向かったのは三十三間堂。ここでのお目当ては国宝の千体千手観音立像と風神雷神像。生徒たちが希望したお寺だけあってみんな足を止めてはいいろいろな角度から観音像を見ていました。  タクシーからの市内観光も楽しみ、お世話になった岡さんとはここでお別れです。感謝の気持ちを込めて作業学習で作った製品をプレゼント。とても喜んでいただき、みんなも大満足でした。ちなみに「やさかタクシー」のマークは三つ葉のクローバー。市内を1500台走るタクシーのうち4台の車だけ四ツ葉のマークだそうです。そして、次の金箔工房に向かう帰り道、なんと幸運にもその四ツ葉のタクシーを見つけたのでした!いい旅を予感させる出来事でした。
 京都観光の最後は五明金箔工房で「金箔押し体験」にチャレンジです。なんと体験の前に金箔を試食するというサプライズ。戸惑いながらも口に入れる生徒達でしたが唇に金箔がついた互いの顔を見て大笑い。楽しく体験がスタートしました。マスキングテープを貼ってデザインした角皿に金箔を貼付けるという難しい作業でしたが、熱心なご指導のもと全員が素敵な模様を入れることができました。ひらひらと薄い金箔はとても扱いが難しく「こらあかんは」「ええでええで」と言いながら失敗しても笑顔で挑戦させていただけたことに感謝感激!五明金箔工芸の三代目五明(いつあき)?先生、四代目久先生ありがとうございました。
 京都の楽しい思い出づくりができた一行は、大阪まで電車を乗り継ぎホテル京阪ユニバーサルシティに向かいました。(つづく)

9月20日(金)中学部トピックス

 9月18日(水)国際理解教育の取り組みとして全校幼児児童生徒を対象に「アフリカンミュージックコンサート」を行いました!

 演奏は、劇団四季「ライオンキング」初代パーカッション奏者のB.B.モフランさんのバンドです。今年度、筑波大学ではJICAアフリカ研修を行うため、アフリカから大勢の来賓や研修生がいらっしゃいます。そこで、今年の本校では全校で4月からアフリカの音楽や文化の学習を行ってきました。今回は、ライブでアフリカの音楽やダンスを体験できるイベントです。中学部では、3年生が中心となって素敵な衣装を身にまとってスタンバイ。開始早々みんなの緊張をほぐす力強いダンスを披露しました。その勢いに巻き込まれた全校の子ども達もパーカッションのリズムにのってダンスを楽しみました。

 B.B.モフランさんは、「みんながいっしょに盛り上がってくれて嬉しかった」「いいコンサートだった」「みんなの反応がすばらしく、1曲目から盛り上がった。こんなことは滅多にない」と、感想を述べて下さいました。元気で明るく陽気なところが大塚の子ども達の特徴です。

9月11日(水)中学部トピックス

 9月7日(土)附属高等学校文化祭(桐陰祭)に参加してきました。

 中学部では、「交流及び共同学習」の取り組みとして附属高校生徒会交流委員と文化祭を通した交流をしています。これまでは教室での作品展示や作業製品頒布、模擬店での買い物などをしていましたが、今年度は中学部生徒と交流委員、オーケストラ部有志と一緒にステージ発表を行いました。中学部の生徒達は1学期から練習してきた成果を発揮し、堂々と「Believe(作詞・作曲/杉本竜一)」の合唱と合奏ができました。

 生徒の作品展示と作業製品の頒布会場では、附属高校関係者の方が大勢来てくだいました。今回、やきもの班では3種類の小皿と醤油皿。スリッパ・タイル班ではカラフルな生地で作ったスリッパ、タイルを使ったメモクリップ、コースター、鍋敷き。藍染め班では絞り染めをしたハンカチ、バンダナ、日本手ぬぐい。園芸班ではやきもの班がつくった鉢に花を添えた花鉢を頒布しました。お客さんの中にはどのように製品を作ったのかを質問する方がいました。生徒が丁寧に説明すると熱心に聴いてくださり、多くの方が特別支援学校の活動に関心をもっていただけたようです。生徒達もたくさんの製品を頒布できて喜んでいる様子でした。

 楽しんだのはステージや作業製品の頒布だけではありません。お化け屋敷やジェットコースターなどの企画に参加したり、模擬店で買い物をしたりして楽しみました。

 今回の交流では、初めてステージ発表に挑戦しました。いつもと違う環境の中、生徒達は緊張感を持って仲間と共に練習の成果を発揮することができました。こうした経験の積み重ねによって自分に自信を持ち、お互いを認め合いながら協力・協同して目標に向かう力が育ってほしいと願っています。

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