研究部

2.オリンピック・パラリンピック教育

東京オリパラのマスコットキャラクター選びをしました

 1月29日に、大塚オリンピック・パラリンピックイベントが行われました。小学部で行われたいくつかのイベントを紹介します。

 合同朝会では、数名の小学生が、本校がアダプテッドスポーツのひとつとして考案した「タグ柔道」を行いました。ルールがとっても簡単なので、彼らは、とても前向きに、そして楽しく行うことができました。勝った子も、負けてしまった子もいましたが、最後に握手をして、お互いの健闘をたたえ合いました。

 次に、韓国出身の生徒の保護者から、今、冬期オリンピック・パラリンピックが開催されている「韓国」について教えてもらいました。韓国の「言葉」「衣服」「食べ物」「遊び」などについて学びました。実際に「たっちちぎ」という日本でいうと「めんこ」のような遊びを教えていただき、作って遊ぶ時間も設定しました。

 2020東京大会マスコットの投票は、一人一人好きなマスコットに投票して、各学級で一番多く票を獲得したイラストを候補として投票を行いました。2020年マスコットは、2月28日(水)に発表があります。

 

 Otsuka Olympic and Paralympic event was held on January, 29th.

 Firstly, some elementary school students did “Tag Judo” which was developed in our school as one of the adapted sports. As the rules are easy and understandable, student s did it positively and enjoyably. Some students won the match, others lost one, but they shook hands and respected each other.

 Secondly, a student’s parent who is from Korea taught elementary school students “Korea” where winter Olympic and Paralympic Games 2018 is being held. Students learned some Korean “Words”, “Clothes”, “Food” and “Play” from the guest teacher.

 Lastly, elementary school students elected the mascot character of “Tokyo Olympic and Paralympic Games 2020”. They chose the most favorite character on their own.

 Surprisingly, school lunch was Korean meal. We really enjoyed having Korean meal.

世界の人たちと交流しました

 本校では、毎年、JICA(Japan International Cooperation Agency)研修生の受け入れを行っており、世界の人たちと関わるとてもよい機会となっています。今年度は、12名の方が本校の見学を行いました。研修生の出身国は、ケニア、レソト、フィジー、ミャンマー、ベトナム、アフガニスタン、サモア、ソロモン諸島、モンゴル、パラオの10カ国です。

 今年度は、事前に、江上先生(筑波大学客員教授)による「おもてなし講座」を小学部、中学部、高等部の子どもたちが受け、世界の方々と関わるときのポイントを学びました。たとえ言葉は通じなくても、「笑顔は世界共通のあいさつ」であることを知りました。さてみなさん、笑顔で「おもてなし」することができましたか。

 幼稚部さんは、大塚のおいしい給食を食べている様子を見てもらいましたね。質問したいことを、担任の先生に相談しながらお話することもできたようです。小学部さんでは、一緒にダンスをしたりして楽しんだようです。英語の授業を取り入れている中学部では、積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする姿もみられたそうですよ。高等部さんは、しっかりと自己紹介をした後に、JICA研修生の自己紹介を、落ち着いて、しっかりと聞くことができたそうです。それぞれのやり方で、素敵に「おもてなし」ができたと思います。

 本校には、毎年、世界中の国々から、たくさんの方がやってきます。「好きな食べ物は何かな?」「好きなスポーツは何かな?」「好きな動物は何かな?」など、たくさん質問してみてくださいね。もしかしたら、あなたと同じ答えが返ってくるかもしれませんよ。2020年には、オリンピック・パラリンピックが東京で開かれます。世界から、たくさんの人たちがやってきます。今からとっても楽しみですね。

 

We communicated with foreign people.

 

In my school, we accept JICA (Japan International Cooperation Agency) trainees every year. It’s a great opportunity for children to communicate with foreigners.

 

12 people visited our school this year. They are from Kenya, Lesotho, Fiji, Myanmar, Vietnam, Afghanistan, Samoa, Solomon Islands, Mongolia and Palau.

 

We learned how to communicate with foreigners from Egami professor who is a professional teacher in the field of “おもてなし” a week ago. She told our students that they don’t speak their languages well, but they can communicate with foreigners without speaking. The most important thing is … their smile! SMILE is a common greeting to communicate with someone all over the world. Were you able to communicate with them with a smile?

 

A lot of foreigners come to our school from many countries every year. "What food do you like?" "What sports do you like?" "What do you do in your free time?". Let’s try to ask! The same response you have might return. Olympic and Paralympic games will be held in Tokyo in 2020. A lot of foreigners come to Japan from all over the world. We can’t wait for it, can't we?

アダプテッドスポーツ「タグ柔道」

 中学部では、2年前より、本校が独自に考案した「タグ柔道」に取り組んでいます。柔道は、日本固有の武道でありながら、安全面の確保が難しいこと、ルールの理解が難しいことなどの理由により、特別支援学校ではほとんど実施されていません。本校では、生徒たちが、柔道の精神にのっとりながら力一杯身体を動かせることを願い、アダプテッドスポーツ「タグ柔道」を実施しています。

 ルールはとても簡単で、相手の腰についているタグを、先に2本とったほうが勝ちとなります。ルールを簡略化することで、生徒全員がルールを理解し、目的意識を持って学習に取り組んでいます。また、「相手と組み合うこと」をなくしたことで転倒の危険性もなくなり、安全に実施できています。さらには、柔道が大切にしている「相手への敬意」の気持ちを試合前後の「礼」や「握手」の形で取り入れています。真剣勝負なので、勝ててうれしかったり、負けて悲しかったりすることがありますが、勝っても負けても、一緒に戦った相手への敬意や感謝の気持ちを大切にするように伝えながら、学習を進めています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、様々な人たちが実施できるように今後も発信していきたいと思います。

 

 柔道着を身にまとい、相手と向かい合う生徒の表情は真剣そのもの。今後は、講道館柔道の総本部である「講道館」にて学習を進めていきます。生徒たちがどのような姿をみせてくれるのか、今からとても楽しみです。

11月27日 おもてなし講座開催!

 11月27日(月)に、筑波大学客員教授の江上いずみ先生をお招きし、「おもてなし講座」を開催しました。

第一部は、小学部、中学部、高等部の生徒が参加し、「アスリートをお迎えするグローバルマナー」~2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて~というテーマでお話をいただきました。本校には、日本だけでなく海外からもたくさんのお客様がいらっしゃいます。初めての人や海外の方たちと気持ちよく関わるためにはどうしたいいのかな?ということを、たくさんのわかりやすい絵を用いて説明してくださいました。まず第一に、たとえ言葉が通じなくても、相手に歓迎の気持ちを伝えるための「笑顔」や「アイコンタクト」でのあいさつや会話がとても大切なことを学びました。次に、あいさつと同時に礼をする「同時礼」では地面を見ながらのあいさつになってしまうので、しっかりと気持ちを伝えるためには、あいさつをしてから礼をする「分離礼」がよいことも学びました。最後に、しっかりと右手で相手と握手をし、笑顔で言葉を交わすロールプレイもしましたね。これまでは、海外の方が来てもどうすればよいのかわからずに、戸惑う人もいたと思います。次の機会には、今日教えてもらったことをしっかりと生かしてお話ができると素敵ですね。

第二部は、中学部と小学部の上級生が参加して「おもてなしの心のあらわし方」というテーマで『おもてなし講座上級編』に挑戦しました。「笑顔で話をすることは大切だけど、いつも笑顔で会話をするだけでいいのかな?」「大切なのは、目の前にいる相手が気持ちよく感じることで、そのときの相手の気持ちや立場によって関わり方を変えることが大切」などの上級テクニックを学びました。最後に筑波大学附属大塚特別支援の子ども達を乗客に見立て、江上CA(キャビンアテンダント)による応援の機内放送をしてくださいました。生徒たちからは、「楽しかった」「学んだことを生かしたい」「おもてなしの心を大切にしたい」などの感想が自然と出てきました。今日の講座を通して、子どもたちは、「人とのよりよい関わり方」を学ぶことができたと思います。海外の方が来られたときだけでなく、学校や家庭でも、ぜひ実践してみてくださいね。江上先生、素敵なお話をありがとうございました。

 今日の給食はオリパラ給食でイタリア料理をみんなでおいしくいただきました。イタリアのローマは第一回のパラリンピックが開かれた都市だそうですよ。

11月18日 大塚祭フィナーレ

 

 11月18日(土)に、平成29年度大塚祭が行われました。幼稚部から高等部、そして本校の卒業生による発表が行われ、大変盛り上がりました。そして、最後を締めくくる『フィナーレ』では、中学部3年生の生徒たちが、東京オリンピック・パラリンピックを記念して作られたオリジナル法被を身にまとい、『東京五輪音頭-2020-』を披露しました。この曲は、1964年に開かれた東京オリンピックのテーマソングとなった『東京五輪音頭』を「東京オリンピック・パラリンピック2020」用にリメイクしたものです。パラリンピックの要素を新たに加え、すべての人がスポーツを楽しむことができることを表現しています。

 最初は、想像以上の動きの速さに戸惑う生徒たちでしたが、盆踊り調の独特のリズムを気に入り、休み時間に自主的に練習を繰り返すようになりました。本番では、会場を大いに盛り上げ、在校生やご父兄、また、お手伝いに来て下さった大学生と一緒に、楽しく踊ることができました。踊りの最後は、「HAPPY & PEACE」というかけ声とともに、両手でVサインです。この踊りを通して、たくさんの人が「HAPPY(幸せ)」になり、「PEACE(平和)」を願えるようになるといいですね。

 

 大塚祭の後日談ですが・・・一人の生徒がこの曲を気に入り、休み時間にリクエストするようになりました。曲を流すと、自然と人が集まってきて、みんなで踊りが始まります。笑顔で踊る人、真剣な表情で踊る人、難しい踊りに困った顔をする人。いろんな人がいて、とってもおもしろいです。きっとこの踊りがいろんな人たちをつなげていくのでしょうね。中学部3年生では、海外の方が来られたときに、この踊りを一緒に踊ることにしました。11月の終わりには、JICAの方々がやってくるそうです。今からワクワクしますね。

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